死んだら『神化』しました

私は、霧島紅葉（15）高校一年生です。
部活に行こうとしていたら、いつもの交差点に男の子がサッカーボールを
追いかけていたんだよ。

で、その時トラックが来ているのが見えて、男の子が危なかったから
助けようとしたんだよ。

で、助けようとしたらトラックが私の目の前に向かってきた。
そこからの記憶はないけど、多分〇んだよね…
でも、ここは病院ではなさそうだけど…

じゃあ、『天国』？うーん…
そんなことを考えていると

うわ！びっくりした！その人を見て気づいた。ここやっぱ天国だな。
物語の天使そのままだ。アハハハ！いや、笑ってる場合じゃないか。
早くしないと怒られる。

そう思って、「分かりました」そういって、列に並ぼうとしたわけだけど
「列めっちゃ長くない？」そう、その列は、ここから後ろが見えないほど
長列が長かった。

でも並ばないと怒られるもんな…歩くのだるい…
そう思いながら列の最後尾に行こうとすると体がグン！となった。
足が、前よりもめっちゃ速くなってるし、すっごい体が軽くなった気がした。

そして、足にもっと力を入れるとスピードが上がって速くなった。
走ると、あのすごく長く見えた列の最後尾についた。

そこまではよかったんだよ。
そのあとよ。どこに行くかわかんない列を、さっきまで見ていたあの途方もない列を並ぶんだよ。

ちょう暇じゃない！？
目的もわかんないし、さっき走った分並んでるってことでしょ。
…はあ、だる。

じゃあ、暇だから一人しりとりしよう。
えっとじゃあ、まずは「り」でしょ。

そんな感じで、しりとりをしているといつの間にか番が来たのか

と、言ったのは閻魔様だった。
まあ、見た目が少し子供っぽいが、威圧感がさすが閻魔大王というべきなのか、半端ないのがひしひしと伝わる

そんな感じで閻魔大王の顔を見ていると

少し驚いた声を出して、ため息をついた。急にどうしたんだ？

そうすると後ろに立っていた上位天使（？）みたいな人が前に出てきて

そういったエンリは

きれいな声でそういうエンリに私はついていった。

扉を開けるとそこには、ザ・天国っていうように天井が見えないほど高い空間で
上に行くエスカレーターと下に行くエスカレーターが交互にまじりあって
神秘的だった