ナムジュナの言う通り 本当に何事もなく国に到着した
部下たち
部下たち
国の側近や父さんの部下たちが 出迎えながら慌てて駆け寄ってくる
ホソク
ホソク
部下たち
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
そう言って笑うナムジュナ やっぱり、今朝より顔色が悪い 何年も一緒にいるから ナムジュナが辛いのはさすがに分かる 早く医者にみてもらわないと ここまで送ってくれたジンヒョンの兵たちには それぞれお礼をして 僕とナムジュナは部屋に戻った
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
その日は部屋でゆっくりして 夕食の時に 父上にジンヒョンとの商談の報告もした ナムジュナの事を少し話したけど あまり気にしているようには見えなかった
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
そう言って笑ってくれたから 僕も安心して寝られたのに 次の日起きた時 違和感を覚えた だって、ナムジュナが起こしに来ないから
ホソク
ジミン
ホソク
ジミナは父さんの側近 若くして、側近として 政治から戦、国内の事も 何でも任せられる凄い人だけど 僕は少し苦手 なんか、僕を見る目が変な感じだし ナムジュナも警戒しているように見えたから でも、なんでここに居るんだろう
ホソク
ジミン
ホソク
嘘…… 顔色は悪くても 普通に話してたし 大丈夫だって、言ってたのに……
ジミン
ジミン
ジミン
そんなことを淡々と告げるジミナに 僕は動揺を隠せなかった
ホソク
ジミン
ホソク
ジミン
ホソク
ジミン
ホソク
ジミン
ジミン
ホソク
またなのか また、僕は ジュナの元に行けないのか ナムジュナは僕のことを どんなときも助けてくれたのに 僕はナムジュナを助けられない
ジミン
ジミン
ホソク
ジミン
ナムジュナは、僕の近くで育ってきた 僕と一緒に 父さんだって それを知っているし 見てきている なのに 父さんにとって ナムジュナは使い捨ての駒に過ぎないんだ 僕は後に王になるけど 絶対、父さんみたいに 冷酷な王にはなりたくない 大切な人の大切な人は どうであれ守るべきだし あのナムジュナだよ 僕の一番の側近だ 僕が心配して何が悪い その日はジミナを信用させるためにも 僕は普通に仕事をこなしてすごし 何とか一日を終えることが出来た
ジミン
ホソク
ジミナは頭はキレるし 父さんの側近だし 仕事もやりやすかったけど でもやっぱり 身支度も護衛も してもらいたいのはナムジュナだけだ 代わりなんて そう務まるわけが無い
ホソク
こうやって 僕が抜け出せちゃうのも ナムジュナがいないからだ 王宮の中で手術が出来るのは この医療棟だけ そこで重症者がいるのは
ホソク
中に足を踏み入れるも 人の気配はなく ベッドも一つ以外は空だった 一番奥のベッドに横たわる 大きくて逞しい身体 ゆっくりと足を動かして その前に進んで、近くにある椅子に座った
ホソク
作者
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コメント
2件
うぅ、悲しい…(;^;) そうだよねぇ、大切な人は心配になるよね… ナムさん、どうなるんだっ!? 次回も楽しみにしております! ご自分のペースで頑張ってください!(๑•̀ •́)و✧