菫
(今日は練習、頑張ろ!)
菫
お願いします!
七海
あ、菫!
優愛
やっほー
春花
菫〜!
菫
みんな!
菫
今日も頑張ろうね^^
七海
よろしくね、キ̄ャ̄・プ̄・テ̄ン̄!
菫
あはは、やめてよぉ笑
春花
あははっ
優愛
うふふっ
菫
(6年生になってキャプテンを任されたけど、大変だなぁ。1年間、先輩みたいに頑張らなきゃ…)
七海
菫、ちょっといい…?
菫
?
七海
あのさ…
七海は、私が春花と優愛に陰口を言われていることを教えてくれた。
菫
嘘…
七海
ホントだよ。その時は私もあわせなくちゃいけないと思って「そうだよね」って言っちゃった。
七海
でも!本当はそんなこと思ってないよ。菫はすごくいい人だっての知ってるから。
菫
うん、大丈夫。ありがとうね、教えてくれて。
母
何それ、なんで菫がそんなこと言われなきゃいけないのよ。
母
自分たちで菫のことをキャプテンに推薦したくせに「リーダーぶっててうざいよね」とか。
母
そう言うなら自分でやれって思うよ。
菫
お母さん…
菫
あ…
悲しくなったのか、我慢していた涙が一気に溢れてきた
母
大丈夫よ。菫は悪くないからね。
菫
うん…うん。ありがとう…。
しかし、まさかあんなことがこの事の発端になっているとは知らなかった…