時は流れ、2人が出会って1年がたとうとしていた。
ゾムは前よりよく笑うようになったし、エーミールはそれほど不自由を感じ無くなっていた。
エーミール
ゾム
エーミール
ゾム
エーミール
エーミール
エーミール
エミ父
エーミール
エミ父
エーミール
エミ父
エーミール
エミ父
エーミール
エミ父
エーミール
エミ父
エーミール
エミ父
エーミール
エミ父
エーミール
エミ父
エーミール
エーミールはなすすべもなく言いくるめられてしまった。
だが、以前なら言い返しもせずに父親の言うことを受け入れていただろう。 言い返せたのは成長だ。
そうは言っても、もう会えないとなると悔しくて悲しくなった。 また来週という約束を破ることになってしまう。
エーミール
次の週
ゾム
司書
ゾム
司書
ゾム
司書
ゾム
ゾムさんへ 直接会えなくてごめんなさい。 俺は色々な事情で君に会えなくなってしまいました。 約束したのに、すいません。 これから先、会うことは無いでしょうけど、君のことは忘れません。 君との時間は確実に俺を変えてくれました。 残りの高校生活、俺の分も思う存分楽しんでください。 それでは。 エーミール
ゾム
理解が追いつかなかった。 色々な事情? もう会うことは無い?
ゾム
ゾム
ゾムの顔はまたエーミールと出会う前に戻ってしまった。
それから… ゾムは再び心を閉ざし、学校もろくに行かなくなった。 その代わり、図書館にはほぼ毎日足を運んだ。
それでもエーミールは現れない。 本当に、置いていかれたんだ。 そう思う他なかった。
むしゃくしゃした日はかけられた喧嘩は片っ端から買ったし、その度に相手をボコボコにしていた。
今日も閉館時間まで図書館で過ごし、夜遅くに家に帰っていた。
歩いていると、誰かの肩がぶつかった。
ゾム
ホムラ
ゾム
ホムラ
ゾムはぶつかった人、ホムラを路地裏に連れて行った
ホムラ
ゾム
ホムラ
喧嘩の結果……
ゾムの完敗。 ホムラはヒョイとゾムの攻撃をかわしていき、1発KO。
ホムラ
ゾム
ホムラ
ゾム
ホムラ
ゾム
ホムラ
ゾム
ゾムは考えた。 確かにこのままふらふらと時を過ごしていても自分のためにはならない。 でも、軍に入って自由を奪われるのは嫌だ。
ゾム
ホムラ
ゾム
ホムラ
ホムラはそう言って名刺を渡してきた。 施設がある場所のようだ。
ゾム
ホムラ
こうしてゾムは我々軍に入ることが決まったのだ。
ゾム
作者
作者
作者
作者
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コメント
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さぁぁぁいこぉぉぉうだぁぁぁ!