みなさん、どうも!
今回は凛潔です!
なんか書きたい物と違う物になりました😭
色々非現実的なもの入ってるので、なんでも平気な方だけお進み下さい
途中で読むのやめるのはありですが、批判だけは辞めてください
※腐向け (でも要素少ない)
※年齢操作
※死ネタ……?
※誤字・脱字あるかも
※口調・キャラ崩壊
では
スタート!
子供
子供
子供
子供
大人
子供
子供
田舎町にある大きな山
自然が沢山あって子供達がよく遊びに来るが
それは山の入口だけで、決して奥には行ってはいけない
だって、そこには_____
''なにか''がいるのだから。
糸師 凛
彼の名前は糸師 凛(10)
まだ幼いので私が語り手になります(誰やねん)
凛は先日、おばあちゃんの家に預けられ
遊びに行くといって、山まで来ていました
凛の兄も用事があり、1人でサッカーをしていた所
いつの間にか噂の山にいました。
だが、山奥の噂なんて幼い凛にはまだ分からず、ただ「綺麗」としか思いません。
綺麗な景色に自然な香りにつられ、凛は山の奥へどんどん進んでいきます
糸師 凛
てってっと小さな足で進むと、奥に1輪の花が見えました。
青と黄色でグラデーションされた花
山の奥なのに元気に咲いて、凛は引き寄せられるかのように近づいていきます。
糸師 凛
手を伸ばし、その花に触れようとした瞬間
?
ビクッ
誰かの声が聞こえ、反射的に凛が肩を震わす
ここに人がいるのはおかしい…
普通ならそう思いますが、凛はまだ幼いです
なので、その声の正体を知るために辺りを見渡しました
糸師 凛
カサ カサ
草の上を歩くような音が聞こえ、そちらを振り向くと…
糸師 凛
?
凛より背が高く、青みがかった黒髪に綺麗なブルーの瞳
思わず、凛はその瞳に吸い付くように見つめました
服は真夏なのに紺色の長袖と白の長ズボン
凛からしたら大人に見えるが、恐らく中高生くらいの普通の男性です
?
?
糸師 凛
?
?
糸師 凛
?
男性は凛の手元を見ながら言いました
それに対し、凛はこくりと頷く
?
?
?
糸師 凛
糸師 凛
?
?
普通ならありえない所からでてくる男性にびっくりするが、それよりも誰かと一緒に遊べる嬉しさのせいか凛は勢いよく頷きました。
糸師 凛
俺は糸師 凛(13)
毎年、小さい頃に出会ったあいつに会いに行くために夏休みに田舎町にきている
どうせやることも無いしな
あいつの名前は潔…だという
下の名前は…教えてくれねぇ
糸師 凛
糸師 凛
俺はあの時の花の周りを見渡しながらあいつを呼ぶ
すると、木の影から大きな瞳の潔が出てきた
潔
潔
糸師 凛
潔
糸師 凛
あははと笑う潔
潔
糸師 凛
潔
糸師 凛
俺は潔に聞きたいことが沢山ある
俺が小さい頃から変わらない見た目
変わらない声
そして…
潔
目を伏せた睫毛が日光に当たる度に今にも消えそうな姿
糸師 凛
潔
糸師 凛
糸師 凛
潔
潔
潔
潔
糸師 凛
潔
そういって、傍にあった大きな岩に座る潔
その横を手のひらで座れとでも言うようにポンポンと叩いた
潔
糸師 凛
糸師 凛
潔
潔
糸師 凛
糸師 凛
潔
潔
糸師 凛
潔
糸師 凛
潔
糸師 凛
糸師 凛
俺はそういって横にあった潔の手に自分の手を重ねるが触れたのは岩だけだった
潔
糸師 凛
潔
潔
糸師 凛
俺は唇を噛んだ
ぶっちゃけ俺は潔のことが好きだ
自分のものにしたい
いつからかそう思って、今に至るが
手ですら触れないんじゃ、それですら叶わない
そして何となく、傍にある花のことを聞いてみる
糸師 凛
潔
糸師 凛
俺の言葉に被せるように言う潔に違和感を抱く
糸師 凛
潔
潔
俺に断る権利はないのだろうか
あまりにも俺の言葉を聞かないものだからその日は言うことを聞き、すぐに帰った
潔
俺が高校生になった夏、相変わらず田舎町に来ていた
潔
潔
いつも通り、潔と話す
俺の学校のことや家の事
つまらない内容だが、潔は珍しそうに
そして楽しそうに俺の話を聞いていた
…いつも通り
いつも通りなはずなのに、隣には温度が感じられない
そして近くに座っているのに肩ですら触れられない
その事がこいつが生きていない証拠だと知らされているようで、そう思う度に胸が痛くなる
なんでこいつは俺と同じ時代に生まれなかったのか
どうせなら、触れたいし普通の人間みたいに過ごしたい
そんな叶わないことを思いながら潔と話す
胸が苦しい
潔
でも、潔は時々
自分の話をしてくれる
潔
でも内容は昔の友達というやつばかりで名も存在も知らないそいつにムカついてしまう
潔
潔
潔
潔
潔
だんだん表情が暗くなる
まただ
こいつはそいつの話をする時は懐かしそうに話すくせに
全てを話そうとすると苦しそうな表情をする
思い出せないのだろうか
俺はいつも続きを聞くために、黙るがそこからは答えてくれない
だから、なぜかこれまた何となく花のことを聞く
糸師 凛
糸師 凛
潔
糸師 凛
潔に触れられないならせめて花に触ろうと手を伸ばす
潔
潔
潔が引き止めるが、どうせ触れやしない
俺は構わず手を伸ばして触れようと…
パチ
潔
糸師 凛
したが、腕を誰かに掴まれた
ここには潔と俺しかいない
じゃあ誰だ?
俺は正体を知るために視線で腕を辿った
?
糸師 凛
見たことない顔
パチパチと瞬きをする
黄色が混じった髪色にぱっつん前髪
潔と同じく真夏なのに長袖、長ズボン
こいつの場合は黄色の長袖と黒の長ズボンだ
無邪気な笑顔でも、潔とはまた違う雰囲気の男だ
潔
糸師 凛
潔がこいつの名前らしきことを呟いたものだから俺も繰り返し言った
花に触れようとした腕は掴まれている
それが気に食わず、俺は乱暴にこいつの手を振り払った
蜂楽
蜂楽
わざとらしく手を擦りながら言う
そして蜂楽というやつは潔を視界に入れた瞬間、ニコッと笑った
蜂楽
潔
蜂楽
潔
蜂楽
潔
糸師 凛
久しぶりに再開した会話ってこんな感じなのだろうか
いいや、違うよな
俺でもわかる
確かに蜂楽というやつはニコニコと笑っているが、潔の様子はおかしい
ずっと俯いて、気まづそうに…
そして苦しそうな表情をしていた
でも、なんでだ?
なんで潔は目の前にいる友達というやらを見て笑わない?
俺は違和感を感じ、蜂楽というやつに話しかけた
糸師 凛
蜂楽
蜂楽
視線を潔から外して考える仕草をする
蜂楽
蜂楽
ヒュッ
蜂楽がそういった瞬間、潔の気配が変わった
暗くなっていく目と呼吸の音
俺はそんな潔を見て、身体が動いた
今すぐあいつを抱きしめたい
そして、安心させたい
だが、それは近くにいたおカッパに止められた
いや、正確にはそいつの''圧''に止められたのだ
普通なら無視できるが、なぜだかこの圧には逆らえなかった
そしておカッパは俺に近づき、耳元で囁く
蜂楽
蜂楽
寒気がした
人間じゃない、生きていない体温が近くにあるのは慣れているはずなのに
こいつからはなんとも言えないオーラを感じた
俺は身体が縛り付けられるような感覚がした
蜂楽
蜂楽
蜂楽
潔
糸師 凛
にこにこと笑うあいつになんて答えればいいか分からず、去っていっても沈黙が続いた
俺はその沈黙に耐えられず、潔に疑問をぶつけた
糸師 凛
糸師 凛
潔
糸師 凛
潔
糸師 凛
糸師 凛
潔
糸師 凛
潔
何も答えてくれない潔に段々と悲しくなってくる
なんで俺に何も話してくれねぇんだ
糸師 凛
糸師 凛
潔
糸師 凛
潔
糸師 凛
本当は友達でいたくねぇ
だけど、今はそう返事するしかない
潔
潔
潔
糸師 凛
急にこいつは何言ってんだ?
糸師 凛
潔
潔
糸師 凛
潔
糸師 凛
潔
潔
糸師 凛
潔
潔
潔
糸師 凛
潔
潔
糸師 凛
潔
俺は潔が次に言う言葉を理解し、遮るように言った
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
潔
潔
潔
潔が笑った
やっぱり、俺はこの笑顔が好きだ
糸師 凛
辺りはもうすぐ暗くなる
その前に帰るのはいつもの事だ
糸師 凛
潔
潔
潔はそういって、俺に手を振る
あれ、そういえば…
糸師 凛
俺は潔に聞いてみようともう一度振り向くが
そこには潔の姿がなく、1輪の花だけが咲いていた。
コメント
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いきなりすいません。このお話大好きです🫶💗もし良かったらですが、このお話の一部を漫画で描いてSNSにあげてもよろしいでしょうか、?勿論嫌だったりしたら断ってもらって大丈夫です🙇
続きだしてください!楽しみにしてます!