凛月のストコン ホラー部門(一次創作
主人公は、ある総合病院で夜勤をしていた看護師の女
夜勤の見回り
時間は深夜2時を過ぎていました。
消灯した病棟の廊下には、心電図の電子音と、誰かの寝息だけが響いている
その夜はなぜか、 "ずっと誰かに後ろをつけられている気" がした
その夜はなぜか、 "ずっと誰かに後ろをつけられている気" がした
けれど振り返っても、廊下には自分しかいない
気のせいだと思い直してナースステーションに戻る とーー
病室の呼び出しランプが点滅していた。
302号室
けれど、その部屋の患者は "さっき亡くなったばかり" のはずだった。
女性は恐る恐る病室へ向かった。
扉を開けると、ベッドの上はきれいに片づけられている。
死後処置も終わり、布団の下にはもう誰もいない。
ーーその時。
背後で「カサッ...カサッ...」と衣擦れの音がした。
振り向くと、 部屋の隅のカーテンが、 "ゆっくりと揺れている。"
そして、そこからーー
亡くなった患者の顔が、静かに覗いた。
女性は悲鳴をあげてステーションまで走り戻った。
だが、その時即に、ナースコールのランプは
"再び、302号室だけ"が点滅していた
翌日、他の看護師がその話を聞いてこう言った。
『ナースコール』
一一命の灯が消えたあとも、誰かは"助けを呼んでいる”のかもしれません。
完
コメント
5件
怖! めっちゃ背中ゾクゾクした〜!!
参加ありがとう💕 え、マジ怖すぎ⁉️病院🏥怖い😱 鳥肌立ちながら読んだ📖 結果発表待ってて〜‼️