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あるよ。その時はだいたい、次の日から誰かが体調崩しやすい。(自分は特にそういう経験あるから、側から見ると、病院行こっ!って言われるレベル)
たまに外や家のなかで 懐かしい匂いがふわりと漂う時がありませんか? 俺だけですかね、あれ不思議ですよね 懐かしい匂いはするものの その懐かしいの正体が分からない とても不思議です 匂いは知っているのに その匂いの正体が分からない うーん、謎ですね。 皆さんはないですか? もしあったら教えてください
朝方
少し早く目が覚めてしまった
することも無く
特に用事もなかったため
髪を整え散歩に出かけた
人通りの少ない道
鳥の囀り
いつもの景色が
なぜだかキラキラして見えた
すぅっと息を吸い込んで
少しスキップをしながら歩く
するとどこからか
ふわっと線香の匂いがした
田んぼだらけのこの道に
線香の匂い?
疑問を抱くも気にせず再び歩き出す
すると後ろから
「ねえ!」
声がしたので振り返る
そこには幼い女の子がいた
「何してるの?」
散歩だよ、と返すと
「私も着いてく!」
こんな幼い子を引き連れて私は大丈夫なのだろうか
少々不安はあるが
近所の子だろう
朝だし不審者扱いはされまい。
いいよ
「やったあ!」
人通りが増える前に帰るため
あまり長くはしないよ
「うん!」
散歩を女の子と続けていると突然
「甘い匂い!」
駆け出して行ってしまったので
溜息をつきながら私も追いかける
着いたのはクレープ屋さんだった
「美味しそう!」
あまりに目がキラキラしてたもんで
つい買ってあげてしまった
「美味しい!甘い!」
そこからはもう帰り道だった
私の家にあと少しで着くという時
女の子は私の後ろから
「楽しかった!」
「またいつか会いに来るからね!楽しみにしてて!」
「じゃあね!おねえちゃん!」
なぜ後ろからなんだ?と思いつつ
またね、と振り返ってみたものの
女の子はもう既にいなかった
足が早いんだなあと思いながら家に帰る
部屋に帰った時
あの時間に子供1人はおかしいのでは、と
長い時間考えていた
まあいいかと布団に再び潜り込む
それから何年後か
その子によく似た妹が私に出来た
後に母にその話をしてみたら
私が生まれる前
母は女の子を妊娠していた
女の子は無事に産まれたものの
とても小さく
長生きは出来なかったそうだ
その話をしている時母はないていた
泣きながらありがとう、おかえりと
何度も言っていた
私は妹を抱き上げ
これからはずっと一緒だね
と優しくぎゅーっと抱きしめた