アニキ
やっと愛しの我が家へ帰れるわ〜w
アニキ
こちとら病み上がりだってーのに…
どうも気圧が低いらしく、スッキリしない気分で悠佑は雨の中を家に向かって急いでいた。
アニキ
でも…
アニキ
今日は久々のどっきりやからな!
アニキ
兄貴の実力見せたるわ!
でも、あいつらに会えると思えば、そんな重苦しい気持ちは吹き飛んでしまう。
アニキ
いつからあいつらが俺ん中でこんな大きくなったんかな〜…
すれ違う人から気味悪そうにチラ見されているとも気づかず、ニヤニヤしながら家路につく悠佑
そこに、1人の男が近づいてきた。 悠佑は、その手に光るものを見た。
アニキ
っ?!
間一髪かわし、傘を閉じて持って男と対峙する。
アニキ
っ?!
アニキ
っ、た…?
途端焼ける様な痛みが脇腹から胸のあたりに走り、吐き気を催す様な匂いを感じた。
アニキ
なんっ、、で…
ぼやける視界の中で、人が集まってくるのが見えた。 サイレンの音をうっすらと聞いたのを最後に、悠佑は意識を手放した。
しょう
ねえ、ゆうくん来ないね
ないこ
うん…この前のこともあるし…
いふ
LINEも全然既読つかない
つい数日前の出来事を思い出し、メンバーは不安を覚える。
ほとけ
まさか…また、とか…?
ないこ
考えたくはないけど…
いふ
それに前回は家にいたからまだよかったものの、外でそうなっていたら…
りうら
無理してもいいことねえって言ったのに…
いふ
流石に心配だ。探しに行ってみようか
しょう
ああ、それがいいな
りうら
家と会社で別れるか
ほとけ
じゃあ家行く!
しょう
家いた?
ほとけ
いなかった…
いふ
雨戸も閉まってるし鍵もかかってた
しょう
そっか…
いふ
会社は?
しょう
今2人が…
ないこ
会社はもうとっくに出たってさ
りうら
…
りうら
え?
しょう
どうしたの?
りうら
いや今ニュースが…
りうら
りうら
これってまさか…
ほとけ
うそ…
ないこ
どこの病院かわかるか?!
いふ
こっちからの方が近いね
ほとけ
かくにんしてくる
しょう
頼んだ
りうら
(嘘だ…多分何かの間違いだ。きっとそうだ…)
しょう
(…)
目が覚めると、真っ白な壁が見えた。
アニキ
あ、れ?
アニキ
(そや、麻酔受けてたんや。さっき一回目さめたのにまた眠ったんやな)
アニキ
(喉痛い…)
アニキ
っ?!
アニキ
っうぅ…
アニキ
(なんやこれ…気持ち悪…)
力の入らない体をどうにか動かしてトイレへ向かうが、
アニキ
…っわ、、ったぁ…
点滴がベッドの足に引っかかって抜けてしまう。
衝撃で気持ち悪さは限界に達し、たっていられずにその場に崩れ落ちた。
なるせ
これ…
なるせ
続くと思います?
なるせ
と、いうか続けた方がいいですか?
なるせ
もし続き見たいよーと言う稀有な方がいらっしゃいましたら
なるせ
コメントお願い致します🙇♂️
今回はここいらで。