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Ryota

……、

Ryota

"翔太"……。

それから数日が経ち、俺達は作戦を立てた。

Hikaru

……これか。

目の前には電気柵。

これを超えれば「絶望の国」だ。

Hikaru

……行くよ。

Daisuke

いつでも大丈夫。

Koji

うん。

ビリビリっ!と音が聞こえ、照兄が柵に手を触れる。

Hikaru

……よし、吸収したよ。

Daisuke

ナイス。

柵を登り、そして……。

Koji

薄暗いとこやな……。

Daisuke

これ誰かに見つかったらどうしよう……。

Hikaru

その時は「希望」を与えないと。

Koji

そやな……。

「絶望の国」

見つかれば、牢獄行き。

……その時だった。

「……誰?」

Hikaru

!、

Daisuke

……え、

目の前に居たのは人間……なのか?

痩せ細り、目も虚ろで光が無く、

まさに「絶望」だけを抱いているかの様な。

???

……もしかして、「希望の国」の人?

Hikaru

……うん。

???

……へぇ……初めて見たなぁ、こんなにも光で満ち溢れてる人。

???

……何しに来たの?

???

立ち入り禁止でしょ?

Daisuke

……助けに来たんだよ。

Daisuke

「絶望」だけじゃ、生き辛いから。

???

余計なお世話だよ。

???

俺達は「絶望」のままで良いんだから。

Daisuke

確かにそうかもしれない、けど。

Daisuke

でも、それじゃずっとしんどいよ……。

???

こんなゴミで屑みたいな人間が。

???

「希望」なんて持っちゃいけないんだよ。

そう言って名も知らない彼はここから去ろうとした。

そして去り際にこう言った。

???

君達を見つけたのが僕で良かったね。

???

早く引き返した方がいいよ。

Hikaru

……。

Daisuke

……やっぱり……助けれないのかな……。

Koji

……どうするん……?

Hikaru

……行こう。

Daisuke

!、照……。

Hikaru

……多分、あの人は「希望」が欲しいんだ。

Koji

……?、

Hikaru

俺達が「希望の国」出身って分かった時、一瞬目に光が映ってた。

Hikaru

本当は助けて欲しいんだと思う。

Daisuke

……なるほど。

Koji

……行くしか、無いな。

Daisuke

うん、行こう。

???

……。

???

何処に行ってたの?

???

……ちょっとそこまで。

???

そんな事してる暇無いよ。

???

分かってるよ。

???

……後……1週間……、

???

……こんな「絶望」だらけ俺達に、本当に助ける事って出来るの?

???

……誰が言い出したんだっけ?

???

……さぁ。

Hikaru

段差気を付けろよ、ぬかるんでる。

Daisuke

それにしても……本当に国?って言うくらい静かだね。

Daisuke

さっきの人以外見てないよ。

Koji

そやなぁ……。

Koji

皆外出てないんやろか?

確かに、さっきから人に出会っていない。

街を見渡しても建物や街頭がただ光っているばかりで、車も人も居ない。

音すら聞こえないのだ。

Hikaru

……警戒した方が良いかも。

Koji

どしたん?

Hikaru

……誰か、居る。

Hikaru

しかも、前にも後ろにも……。

「バレてたの?」

Daisuke

!、

Daisuke

さっきの人とは違う……、

???

もしかして"ふっかさん"が言ってた人ってこの人達じゃない?

???

あー……。

???

確かに、希望を感じるね。

Koji

(ふっか……?)

???

ねぇ、何で「希望の国」の人達がここに居るの?

???

出入り禁止なのに。

Hikaru

……助けに来た。

???

……助け?

???

今更何なの?

Koji

……、

???

この日まで、俺達に全然興味なかった癖に。

Daisuke

でも、っ、

???

余計なお世話。

???

絶望に染めてあげようか?

そう言った時、彼はこちらに手を伸ばした。

Hikaru

っ!!

それと同時に照兄も手を伸ばして、 能力を発動させた。

絶望に染まった彼は黒い光を。

照兄は明るい希望の光を。

Daisuke

眩しっ……!

光と光がぶつかり、その場で爆発した。

Hikaru

この人達……俺達とは逆だ……。

Koji

逆……って、

Hikaru

絶望を与える力を持ってる……。

???

……希望なんて要らない。

???

希望は俺達を裏切る。

???

ここで消えてよ。

Hikaru

っ、

そして。

黒い2つの光が合わさった。

タップ&スクロール お疲れ様でした。

自分でも物語を作っていて 意味が分からなくなってます。

本当に申し訳ないです。

その場即興で物語を考えていますので 設定が訳分からなくなる時がありますが 暖かい目で見てもらえるとありがたいです。

では、閲覧ありがとうございました。

この作品はいかがでしたか?

271

コメント

1

ユーザー

燃えるくらいの暖かい目で見守るわ(🔥👄🔥)

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