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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ショタ冬弥

昨日…こうひょうだったんだね…にぃに。

そう見たいだね

ショタ彰人

それで、今回は続きなのか?にーちゃん。

そうだぞ!

ユセ

設定的には、

ショタ冬弥とショタ彰人が10歳の、小学4年生です。

類と司が17歳の、高校2年生です。

ユセ

ショタ彰人が、サッカーをまだやっていた時にしてしまった大怪我は、完治しています。

ユセ

ですが、ショタ冬弥は……手術が成功した後ですが、体調が今だに悪いので、まだ入院してます。

ユセ

今回は、寧々とえむも出てきます。

ユセ

あ、ショタ冬弥が、寧々のことを『ねぇね』と呼んでいます。(ショタ冬弥の『ねぇね』呼び、絶対ヤバい。)

ユセ

ショタ冬弥が、10歳なのに、幼い頃のような喋り方なのは、ショタ冬弥は、学校に行ける訳がなかったので、少しぐらい漢字が混ざっても……的なそんな感じです。

ユセ

それじゃあ、続きをどうぞ!

─ フェニックスワンダーランド ─

ワンダーステージ

それじゃあ…今日はこの辺で練習は終わりにしようか

えむ

えー!あたし、まだやりたいのにー!

えむ、今回はこれで終わりにしなければならないんだ。

えむ

ほえ?どうして?

まぁ…色々と…な?

えむ

色々ってなに〜?

寧々

えむ、類を見れば分かるよ。

えむ

類くんを?

寧々に言われて、類を見る

…これ…、喜んでくれるかな……(何やら自分の鞄から、手造りの小さなロボットを取り出す)

えむ

類くん!類くん!類くんはなんで鞄からロボット出してるの〜?(気になって見に来る)

ん?ああ、えむくん。

寧々

類、それ(小さなロボット)“あの子”へのプレゼントなんでしょ?

フフ、そうだよ。

えむ

“あの子”?

そうか…えむは知らないんだったな。

えむ

ほえ?

寧々

“あの子”って言うのは……

僕の弟だよ。

えむ

え?えー!!

えむ

類くんに弟いたのー!?!?

ああ、居るよ。

えむ

どんな子?どんな子〜?

えむ。落ち着け。

寧々

どんな子って言われても……。

そんな会話をしていると、1人の少年の声がする。

ショタ彰人

なあ、にーちゃん。ショーの練習終わったのか?(司達のショーの練習が終わるまでずっと待ってた)

おお!彰人!我が弟ではないか!!

ショタ彰人

うるせー声。

寧々

……司、話しは類から聞いていたけど、本当にあんた…弟いたんだ。

ああ、居たぞ!

やあ、彰人くん

ショタ彰人

あ、とーやのにーちゃんこんちわ。

フフ、挨拶がちゃんとできるんだね

偉いじゃないか。

えむ

彰人くん!こんちわんだほーい!

ショタ彰人

あ、おおとりさん。

ショタ彰人

元気でしたか?くさなぎさんも

寧々

うん…元気だったよ。

えむ

もちろん!元気だよー!!

それにしても……彰人くん。

ショタ彰人

何?

……無事に、退院出来て良かったね…。(少し、悲しそうな顔をして)

ショタ彰人

……ぁ………。

…ギュッ……。(司のショー衣装の袖を握る)

…彰人……。

ショタ彰人

……オレだけ…退院しちゃって…ごめんなさい……。

えむ

ど、どうしたの…?

えむ

彰人くん…暗くなっちゃった…

寧々

……えむ、これから…わたし達が言うことを……よく聞いて…。

えむ

うん…

寧々

実は……司の弟の彰人は…類の弟の…冬弥が入院してる総合病院に居たんだけど…

彰人は……無事に大怪我を完治させて、退院できたんだが……。

……僕の弟。

冬弥は……今だに入院してるんだよ…。

えむ

……え…?

冬弥は…生まれつき、心臓に難病を患っていてね…

小さい頃から…病院で入院生活をしていたんだ…。

点滴なんて、しょっちゅうだったよ……。

えむ

……そんな……。

勿論、学校になんて…行ける訳がなくてね……。

いつも、つまならそうに病室の窓から外を見たり、絵本を読んで、時間を潰すことしか出来なかったんだ……。

勿論、冬弥の心臓の手術はしたよ。

それでもね……。

えむ

……だから……彰人くんは…暗くなっちゃったの……?

あぁ…彰人は……よく、冬弥の遊び相手になってくれていてな、

それはそれは…楽しそうにしていたよ…。

でもね……

寧々

冬弥…手術したけど……体調が余り変わらなかったから……

えむ

だから…今の入院してるの…?

そう言うことになるねぇ……。

それじゃあ、僕はこれで失礼するよ。

冬弥の見舞いか?

そうだよ。

類は、それだけ言うと冬弥が今だに入院してる総合病院へ向かう

えむ

ね、ねえ!類くん!

?……なんだい?えむくん。

えむ

あたしも…その、冬弥くんのお見舞いに行ってもいい?

…………………。

寧々

……類?

どうしたんだ…?

……えむくん。

えむ

な…なに…?類くん……。

冬弥のお見舞いに行きたいと言ったよね?

えむ

う、うん!言ったよ!

……行きたいのなら、一緒に行っても良いけれど…病院で大きな声を出さないかい?

えむ

うん。出さないよ。

そうかい…なら、良いよ。

着いてきて

えむ

!…あ、ありがとう!類くん!

ああ、

寧々

ねえ、類。

何だい?寧々。

寧々

わたしも行っても良い?

勿論だよ。寧々も来たら、冬弥も喜んでくれるよ。

寧々

そうだね…!

類。オレも行っても良いか?

ああ、来て良いよ。

勿論、彰人くんもね。

ショタ彰人

!……ありがとうございます…!

それじゃあ、行こうじゃないか。

─ 新幹線の乗内 ─ (だと思ってください。byユセ)

えむ

すごい…新幹線だーーー!

寧々

類、いつも新幹線に乗って冬弥のお見舞いに行ってたよね。

懐かしいな…類。

そうだね。司くん。

えむ

懐かしい?

ああ、中学生の時…オレが類と初めて出会ったのが、

この新幹線の乗内だったんだよ。

寧々

それ、初耳なんだけど…

まさか、あの時の中学生が類だったとはな!

そうだねぇ、不思議なものだよ。

ショタ彰人

……すぅ……すぅ……。(新幹線の心地良さに眠ってしまった)

……あの時も、お前は寝ていたな…(彰人の頭をそっと撫でる)

寧々

あの時…って、彰人が退院した時のことなの?

ああ、そうだな。(本当にあの司なのかと思うほど、めちゃくちゃ静か)

えむ

司くんが司くんじゃないみたい…。

そうか?

寧々

こんなに静かな司、逆に心配なんだけど……。

まぁ…司くんは、彰人くんのことになると本当に心配性になるからねぇ。

褒め言葉として受け取っておくぞ。

乗内アナウンス「次は──です。おおりのお客様は、お荷物をお忘れなく。」

ここだよ。

寧々

この駅で降りるんだね。

彰人、着くぞ。起きろ

ショタ彰人

んー……(目を擦って起きる)

えむ

冬弥くんって…どんな子なんだろう?

フフ、出会ってからのお楽しみさ。

荷物をまとめて乗降口に向かう

─ ○○駅 ─

ここから、少し歩くのだけれど…大丈夫かい?

えむ

うん!大丈夫だよ!

寧々

わたしも平気。

オレはもう慣れてるぞ。

ショタ彰人

……おれ…も……(まだお眠の彰人くん)

彰人。ほら、おいで。(めっちゃ優しい声)

ショタ彰人

……ん…。(司におんぶしてもらう彰人くん)

寧々

……なんか…可愛いんだけど…

彰人がか?(彰人をおんぶしてる)

えむ

うん!彰人くんって、こんなに可愛いときもあるんだね!

まぁな。

それじゃあ、行くよ。

冬弥が入院してる総合病院に、ね。

病院の廊下まで飛ばします。byユセ

─ 病院の廊下 ─

えむ

類くん、ここ?

そうだよ。

ここに、書いてあるだろう?

寧々

神代冬弥……。

ここに、冬弥が居るぞ。

ショタ彰人

とーや、元気かな?(ちゃんと目覚めました)

きっと、元気…だよ……。

【神代冬弥】と書かれてる病室の扉を開ける。

冬弥。来たよ。

ショタ冬弥

?……あ!にぃに!

うん、寂しかったかい?

ショタ冬弥

ううん!ネコのぬいぐるみさんがあるから大丈夫だったよ!

フフ、僕をイメージしたぬいぐるみだね。

ショタ冬弥

うん!

冬弥。久しぶりだな。

ショタ冬弥

?…あ…、彰人くんのお兄さん…!

ショタ彰人

冬弥、久しぶり。

ショタ冬弥

彰人くんも…!

寧々

冬弥、元気にしてた?

ショタ冬弥

あ!ねぇね!

えむ

初めまして!冬弥くん!

ショタ冬弥

お姉さんだれ?

えむ

あたしの名前は、鳳えむって言うんだ!

ショタ冬弥

おおとり…えむ……さん?

えむ

うん、冬弥くんのお兄ちゃんと一緒にショーをやってるんだよ!

ショタ冬弥

にぃにとねぇねと彰人くんのお兄さんと一緒にショーしてるの?

えむ

そうだよ!類くんの演出すごいね!

ショタ冬弥

えへへ…にぃにはね、すごい演出家さんなんだよ…!

冬弥、今日は点滴してないんだね

ショタ冬弥

うん、ここ最近は点滴してないよ。

そうなんだね…少し安心したよ。(冬弥の頭を優しく撫でる)

寧々

冬弥…これ、良かったらいる?(クレームゲームで取ったネコの小さなぬいぐるみ)

ショタ冬弥

小さなネコさんのぬいぐるみだ……!

ショタ冬弥

うん…!いる!

寧々

ふふ、はい。(冬弥に小さなネコのぬいぐるみを手渡す)

ショタ冬弥

ありがとう!ねぇね!

寧々

うん…!

冬弥、これはいるかい?(鞄から、小さなロボットを取り出す)

ショタ冬弥

小さなロボットさん?

そうだよ

ショタ冬弥

にぃに!つくったの?

フフ、うん。造ったよ

ショタ冬弥

ありがとう!ボク、にぃにがつくってくれるロボット大好き!

!…フフフ、嬉しいねぇ!

また、別のロボットも造ってくるよ!

ショタ冬弥

うん!約束だよ!

勿論さ!ついでに、次はバルーンアートも持ってくるよ。

ショタ冬弥

うん!

冬弥、今日は調子が良いのか?

ショタ冬弥

えっと、少しだけ……

ショタ彰人

そーなんか…?

ショタ冬弥

うん、そうだよ。

えむ

ねえ、冬弥くん!

ショタ冬弥

なに?おおとりさん。

えむ

あたしのことは、えむで良いよ!

ショタ冬弥

そうなんですか?

ショタ冬弥

じゃぁ…えむさんって呼びます。

えむ

うん!

寧々

元気そうで良かった。

ショタ冬弥

えへへ……

ショタ冬弥

ねぇね達も来てくれたからだと思う。

寧々

そっか、

ショタ彰人

なー、冬弥

ショタ冬弥

なに?彰人くん?

ショタ彰人

苦しくなったりするのか…?

ショタ冬弥

……うん…。

ショタ冬弥

時々、酸素マスクもつけるときがあるから……。

酸素マスク……

やっぱり…身体が……

ショタ冬弥

……うん………。

ショタ冬弥

で、でもね!

ショタ冬弥

ボクは大丈夫だよ!きっと、良くなるから!

……本当…?

ショタ冬弥

……うん…!本当だよ!

ショタ冬弥

心『ぁ……また…ウソついちゃった……』

ショタ冬弥

心『本当は…にぃに達が来る、数時間前に生死をさまよってた……。』

ショタ冬弥

心『また……ウソついちゃって…ごめんなさい……。』

ショタ冬弥

心『……でも…にぃに達を心配させたくない………。』

ユセ

はい。今回はここまで……

ユセ

ショタ冬弥は、いつになったら類に“嘘をつかなくなる”んでしょうね……。

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