主
主
主
ポリスメン
爽斗
ポリスメン
爽斗
ポリスメン
爽斗
ポリスメン
爽斗
さっきからこれの繰り返し 質問されては黙る でも静かな君は どこか怯えているような 恐怖の顔をしていた
爽斗
ポリスメン
君は呆れたような 笑みを漏らした
頃
爽斗
ポリスメン
爽斗
ポリスメン
爽斗
君は走り去ってしまった
何故だろう胸が騒ぐのは もう2度と会えない気がするのは 『バイバイ』 だった『またね』じゃなくて 爽斗くんはもう会う気がないの?
頃
そんなわけないよね
頃ママ
頃
ポリスメン
頃ママ
ポリスメン
頃ママ
ポリスメン
頃ママ
頃ママ
頃ママ
頃
母さん相当怒ってる 思い切り僕の手を掴んで引っ張る 早足で帰っていく 振り返ると 警察の人は満面の笑みで 手を振ってきた イラッ うざい 何も知らな癖に 笑いかけてくるやつが
うざい もう何もかも 母さんも 友達も この世界も 全部うざい
こう思ってる 僕も 何も言えない僕も 母さんに縛られる僕も 変わろうとしない僕も 弱虫な僕も 臆病な僕も 溜め込みすぎるくせに 吐き出せない 僕も 全部全部嫌だ 嫌いだ
朝です 朝です 朝です
頃ママ
大きいため息をつく母さん 相当きてる ふと時計を見ると もう4時で朝方だった 窓は真っ赤に染まってる そんな呑気なことを 考えていると 母さんの拳が 僕の左側に飛んできた
頃ママ
頃
僕は倒れた 左頬に激痛が走る
頃ママ
頃
頃ママ
頃
頃ママ
頃
頃ママ
頃
頃ママ
頃
頃ママ
頃
頃ママ
頃
僕の必死の叫びは カスカスの声にしかならなかった
頃ママ
頃
頃ママ
頃ママ
母さんは体を殴る なんでタチが悪い 外からは見られないように 体を殴る 僕が叫んでも 母さんは聞こえないのか はたまた聞こえて無視しているのか 母さんはなにかに取り憑かれたように ただ殴る 僕の周りは 血で染め上げられていた
頃
頃ママ
そんな言葉を横目に 僕は意識を手放した
頃
爽斗くん 会いたい... 助けて... 意識が無くなる直前 僕は何故かそんなことを思った
頃ママ
頃
頃ママ
頃
頃ママ
頃
こんな状態で学校に行かせるの? 馬鹿でしょ 手当もしてくれなかった 僕は救急箱をリュックにつめて 学校に行った
頃
頃
歩くと 殴られたところが ズキズキ痛み出す だから僕は前かがみになりながら 少しづつゆっくりと歩く
奈々
頃
慈恵
瑠羽
莉犬
奈々
莉犬
奈々
やめて こっち来ないで もうほっといて お願いだから
奈々
無言で立ち去ろうとする こうしたらどっか行ってくれるよね だって前もそうだったもん チクリ 殴られてないのに痛む
ホントハキニカケテホシインデショ
頃
奈々
頃
殴られたところを掴まれてしまって つい声を出してしまった
頃
奈々
慈恵
瑠羽
莉犬
みんな集まってくる どうして? どうして今更謝るの? 遅いよ
頃
奈々
頃
痛すぎて 膝から落ちてしまった バレたかな バレませんように もうこれ以上話しかけて来ませんように チクッ
奈々
奈々
頃
莉犬
慈恵
瑠羽
奈々
頃
僕らは歩き出した 『ほっといて』 そんな事言えるわけないじゃん 『友達』なんだから
コメント
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頃ママ☆☆☆う🔪