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ブルー
ピンク
俺と彼女は隣の席どうし。
そして、二人でよく居眠りしては怒られていた。 怒られてはこうして、毎日夜にダラダラとチャットのやり取りをしている。
ブルー
ピンク
高校二年生。たしかに年頃ではあるが、彼女の理論が当たっているかは謎のままだ。
彼女と連絡先を交換したのもなんとなく、よく怒られる仲間として親近感があった為だけ。
俺に残された時間は少ない。
今から一年前。
この世界は、宇宙から届いた謎の光に包まれた。
ブルー
ブルー
ピンク
ピンク
ブルー
ピンク
ピンク
戦い……。 その言葉に一瞬、固まってしまう
世界を包んだ光。およそ99.9%の人類には関係の無い光
ただ、その関係がある側に俺は選ばれてしまった。
宇宙人のお遊びか、神の暇潰しかは分からない。 ただ……直接脳内に届いた『やるべき事』はちゃんと覚えている
『赤と青の二つのグループに分かれ、戦え。チカラは授けた』 そう言われた直後、俺は青側のグループだと何故か分かっていた。
ブルー
ピンク
ピンク
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ブルー
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いきなり言われても意味が分からない……と、普通ならなるのに
やらないと、死ぬ。 この戦いに負けても、戦わなくても死ぬと運命付けられていた。
……助かる方法はひとつ。
敵グループの相手を倒し、チカラの源である宝石を飲む事。
だから俺は、その日から超常なるチカラを用いて、戦いだしていた。
ピンク
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ブルー
ブルー
ピンク
ブルー
ブルー
ピンク
本当に寝るわけではないが、おやすみ。
俺はこの言葉が怖かった。 永遠の眠りに就く可能性があるから。
深夜0時から夜中の2時まで。 それが、チカラの使える時間帯。
そして、今日も俺はアイツと戦う為にに外へ出る。
出会ってからそろそろ一年になるだろうか……。 実力が拮抗して、決着が未だについていない。
だが、そろそろタイムリミット……。 やらなければ、やられる。それか、共倒れだ。
行くか……。
2に続く