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お母さんの葬式の日。幼稚園生ぐらいの頃のわたしは「ママ」が居なくなったことしか分からず、顔がくしゃくしゃになるまで泣いていた
棺桶の中に母はいなかった
皆が困惑し怒りや悲しみの感情が渦巻く
しかしパパだけは口角を上げ、何かを追いかけている少年のような目をしていた
虎杖 仁
冗談でも聞こえないような声でパパは言葉を放つ。わたしはそれが不気味に感じてお爺ちゃんから離れられずにいた
何となくお爺ちゃんはわたしを守る様に背中に隠す
虎杖倭助
虎杖倭助
虎杖倭助
虎杖倭助
虎杖倭助
虎杖悠香
私は強く爺ちゃんの手を握った。あの頃は、混乱が招く怖い感情がずっと私の胸から離れられなかった
虎杖 仁
虎杖悠香
あの頃の私はお父さんから信頼ができなかった。父さんに身を任せてしまえば、悪い方向に行く気がしたから
虎杖 仁
そう私は、道路を眺め小さい歩幅で歩いていった
夕焼けはわたしを味方にしない。 この明るさにこの道、全てが嫌気に刺していた
そう全てに嫌だと思っていると家に到着した
虎杖 仁
私は黙って扉を開け玄関に靴を脱ぎ捨てた
虎杖悠香
虎杖 仁
虎杖悠香
虎杖倭助
虎杖悠香
虎杖 仁
虎杖倭助
わたしは靴を揃えた時には、走り出しリビングに向かった
トントントン
トントントン
トントン
鼓動と同時にその「トントン」という音が鳴り止まない
居ないはずの人が居た
おでこに絹目のあるお母さんがいた。 何時も通りにご飯を作る様な姿を見ると私は安心するよりも不気味さを感じてしまう
なぜいるの?嫌な予感がする
虎杖悠香
小さい私は足が震え尻餅をついてしまった。
虎杖 香織
虎杖 仁
虎杖倭助
虎杖 香織
私は蓑毛がよだち、お爺ちゃんの手を握る。 すると腕を伸ばしわたしを守る様にした
虎杖 香織