まお
まお
司くん
類くん
ミクちゃん
カイ兄
侑魔が来てから何年か経った。
侑魔が仲間となってからはショーをやる機会が増えた。
……嬉しいな。
オレ達もそれほど人気になってきているんだろう。
司くん
司くん
司くん
オレは言葉を飲み込んだ。
だって……
五年前くらいに来た侑魔くんだっけ……?
その子の方が"座長"に向いていると思うんだよね。
え、だよな。
天馬より白狐の方が活躍出来るよな。
司くん
司くん
司くん
司くん
司くん
オレは水を取りに1階へ行った。
司くん
オレは手に持っていたコップを落としてしまっていた。
ある1つのドラマが目に付いたんだ。
映し出されたのは国民的に人気のあるドラマだった。
誰もが知ってるような有名な役者たちが次々に現れる。
そして、その役者たちは役になりきり……
いいや……
憑依していると如く演技をしていた。
今はこの人たちがどれだけ凄いのか理解出来る。
…オレにはどれだけ才能と実力が足りないのかも。
オレは"アレ"にはなれない。
"アレ"になれるのはごく一部の選ばれた人だけなんだ。
なら……これ以上役者を続けたって絶対にいいことは起きない。
役者を続ける理由なんて__
そんなの言われなくたって分かる。
オレには無いんだ。
なら……"人生"を閉じてしまえ。
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
カイ兄
ミクちゃん
ミクちゃん
カイ兄
カイ兄
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
カイ兄
カイ兄
カイ兄
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
言葉を飲み込んじゃった。
「世界はまだ始まってすらいない」
が消えてしまっていたんだもん。
カイ兄
カイ兄
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクちゃん
ミクがそう、告げた瞬間……
セカイは暗く、アトラクションは崩れた。
司くんが想いの持ち主だから……
セカイが壊れてしまっては……
僕たちが助けることはもう……出来ないんだと……
司……く…んを……助………ケ………テ
類くん
類くん
まお
まお
まお
まお
まお
コメント
6件
中人)よーし白狐に照準はもう合っている! スナイパー発射!! 🧤)いやロケランにしましょうよ 中人)いやそれだと拷問出来ねぇ!!