まさか白井黒子と初春飾利に出会うとは銀行強盗のことうっかり忘れていたなぁーたしかあの時の時間帯を当て嵌めると原作だと小6の秋だったらしいなアニメだと幼いように見えたんだがなぁ〜
しかしあの後美琴の知り合いだとわかり兄様と呼ばれるは美琴と同じく好かれてストーカー誘われるは風紀委員に勧誘されるは疲れたな
聖
あぁーめんどくさい

聖
何でわざわざATMまで行き仕送り金回収せねばいかん

聖
(科学と都市なら寮に設置しやがれカスが)

聖
(とりあえず何処かで金おろしたら)飯食いに行くか

聖
見つけた

聖
(たく…人が一杯いやがる待つのか…めんどくせぇ……てかここ郵便局やねぇか銀行とややこしい)

聖
(お!席空いてんじゃーん、待ってる間座ったよぉー)

聖
(暫くケータイでも弄るか)

聖
(なんか周りがこっちを見ている)

聖は忘れかけているが顔が良く老若男女問わず周りに見られている
白井黒子(小6)
超電磁砲なんてどうせ能力を傘に着た、上から目線のいけ好かない奴

初春飾利(小6)
えぇ

聖
(あの餓鬼共何処かで見た様な…気のせいか)

ATMからお金を下ろし終わっていた二人の保護者らしき女性が何やら神妙な顔で何かをじっと睨んだまま動かなかった
片方の少女もただならぬ様子に気づいたようす
白井黒子(小6)
どうなさいました?

固法
しっ…あの男局員の場所や視線ばかり気にしてる

白井黒子(小6)
えっ…!?

聖
(なになにうーん)

聖にも見えていてやたら周囲をキョロキョロして様子をうかがう挙動不審な男がいた
聖
(どう見ても「これから銀行強盗やります」と言っているようにしか見えねぇなぁ)

固法
人の所有物を無断で透視するのは気が引けるけど…!

固法
妙なものは持っていないようね

聖
(あの行動的に透視能力か…)

固法
!右ポケットに拳銃!?

白井黒子(小6)
強盗ですの…!?

聖
(いやわかりやすいだろ)

固法
局員に伝えてくるわ…!あなたは万が一に備えて、利用客の誘導準備を!

白井黒子(小6)
逮捕しませんの!?

固法
馬鹿なこと考えちゃダメよ、犯人確保は警備員(アンチスキル)に任せなさい!

固法
(そんな消極的な…!)

聖
(いかにも「私こっそり連絡しています」みたいやな)

固法
ええそうです、大至急アンチスキルに

強盗
お、おかしな真似すんなよ!お、お、お客もあんまり騒がないでくれよな

しかし通報するよりも早く強盗が銃をバンバン撃って金を出せと脅し始めた。
だがその時なんと女の子が風のように飛び出して強盗へと飛びかかっていく!
聖
(てかやっぱり強盗か治安悪‼︎この街)

聖
(え?餓鬼大丈夫か?)

白井黒子(小6)
(訓練通りにやれば…!)

強盗
お…ご…はっ!!

流れるような足技で2名の強盗を一瞬にして倒してしまった黒子!
聖
(小学生つええ!!餓鬼のくせして体術が高いな小学生でこれほど強かったとは恐れ入るよ)

白井黒子(小6)
はっ…はっ…な、なんだ…簡単ではありませんの…!

聖
(調子乗ってやがる)

初春飾利(小6)
ひっ!?きゃあああ!!

強盗
ったく…なにガキにのされてんだよ!?使えねーな…!

聖
(あ、捕まってる。そりゃあもう一人か二人入るか普通監視役や逃走役とか分かれるし)

白井黒子(小6)
う…初春!?

聖
(うん?初春やはり何処かで聞いた様な…)

強盗
おおっとぉ、動くなよ!?ジャッジメントが人質見捨てるわきゃねえよなァ

強盗
おおっとぉ、動くなよ!?ジャッジメントが人質見捨てるわきゃねえよなァ

「おかしな真似すんじゃねーぞ」と強盗が言ってるそばから大爆音で警報を鳴らし始めた郵便局員
ガシャーンガシャーンとシャッターが降りて出入口も封鎖
聖
(は?いや悪手だろそりゃあ)

聖
(強盗が言ったそばから大爆音で鳴らすなんてそりゃあ何処かの新喜劇じゃねぇんだよ…どんだけ刺激する気やねんって挙動不審な強盗の方だったら半狂乱になって銃を乱射してるわ、通報するならこっそり犯人にバレないようにやれよ…)

強盗
ちっ…面倒くせえ…!(ごそごそ)

聖
(何を取り出す?ここで強盗すると言う事は防衛設備も知ってるはず恐らくLV2〜3クラスはあるだろうな…ポケットに手を入れて何かを取り出すと言う事は物体を使う攻撃系能力か?)

警報を感知して壁に備え付けられていた警護ロボットが起動し強盗の注意がそちらに向いた途端またも飛び出して強盗との間合いを詰める少女、その時彼女の先輩は強盗がポケットに手を突っ込んだことに反応して庇った
白井黒子(小6)
あぐうううっ!

聖
(ゲ…いきなりの警護ロボット大爆発してるな、これは強盗の能力による仕業だろうな)

強盗犯がポケットから手を抜いた途端に目の前の警護ロボットが粉々になりロボットの影に隠れるように突撃していた黒子は爆風を受ける位置だが守るために固法が我が身を盾にしてケガを負ってしまいました
聖
(ほぉ…庇ったか素晴らしい感動的だ‼︎)

白井黒子(小6)
うぅ…な、何が……あぁ!?せ、先輩!

固法
て…手の内が…分からない間は…突入…し、ない…覚えときなさい…

白井黒子(小6)
どうして…!

ゴッシャアアアアッ!!
重傷を負わせ取り乱す黒子に次の瞬間に顔面に鋭い蹴りがあたり吹っ飛んび更にその足首を思い切り踏み潰した
ベキボキベキイッ!!
強盗
あのバカみてぇに俺もやれると思ったのかよ?舐めやがって

聖
(うわっ…グロッ足あらぬ方向に向いてるやん、かわいそ)

白井黒子(小6)
ぐぎゃっがあああああっ!!

初春飾利(小6)
し、白井さん!?白井さん!白井さんっ!!

聖
(白井…そうか!これ過去編のやつか)

聖
(そろそろ助けようか思ったけど死なないしいっか…イレギュラーはなさそうだし)

さらには犯人に腕を踏み潰され満身創痍しかし自分の不甲斐なさを必死に噛み潰しながらどうにか初春に向かって手を伸ばした黒子は初春だけを店の外にテレポートさせる
聖
(そういえばワープ系やったな…てか強盗を上空にすっ飛ばしてやれば簡単に事件解決できたんじゃ)

聖
(見るからに今の所Lv3程度か…)

強盗
なに…!?テレポートだぁ…?ふざけやがって…!

初春飾利(小6)
し、白井さん中にいるんですか!?どうして私だけ…!白井さんも早く外へ!

白井黒子(小6)
そうしたいのですけど私まだ自分を飛ばせませんのそれに、事件をまだ解決してませんから…!

聖
(だったら強盗飛ばせよ)

聖
(てかこんだけ好き放題やられてまだ冷静やな強盗はLv3くらいありそうだし案外大物なのかもしれない)

強盗
ハッお前が何考えてるか当ててやろうか?警報が鳴って大分経つそろそろアンチスキルも来る。あとは人質を取られないよう足止めできればこちらの勝ち図星だろ

強盗
だがな…ここから出れないと決まったわけじゃねえんだぜ?(ポイッ)

白井黒子(小6)
な!?

強盗
絶対等速(イコールスピード)俺が投げた物はそれが壊れるか能力を解除するまで、前に何があっても進み続ける。残念だったなぁ?思惑が外れて

聖
(成る程ね要は投げた物体がどんな障害物もブチ抜いて飛び続ける…速度は大した事ねぇが威力はまぁまぁ高いな)

初春飾利(小6)
誰かぁ!お願いします助けてください!中に強盗が!強盗に襲われてて!助けてください、お願いします!

強盗
ちっ…時間がねえな…おい、お前の力で金を取り出せ。俺を手伝えば全員解放してやる

強盗
いや…そうだなこれからは俺と組まないか!?俺とお前が組めば無敵だぜ!なあどうだ!?

聖
(おいおい!なんか急に小物臭くなったな…あれだけ勝ち誇ってたのがあっさり手の平返して見苦しい、勧誘を始めるなんて!それが調子乗ってるバカ?はいそうですかって言うか?ボケカス)

白井黒子(小6)
そうですわねぇ私ずぇぇぇぇぇったいにお断りですの!!仲間になる?あいにくと郵便局なんか狙うチンケなコソ泥はタイプじゃありませんの!それに私、もう心に決めてますの自分の信じた正義は決して曲げないと!

聖
(グッド)

強盗
そうか残念だ…!ならここで死ねェェッ!!

強盗
一つしか投げられないとは言ってないぞッ!!

その時黒子に電流走る!!(目の前に)大量の球を投げつけられていたが突然目の前を通過した凄まじい威力の電撃が守るように撃ち込まれ瞬く間にパチンコ球を全て焼き尽くした
聖
(御坂美琴か…)

強盗
はっ…しまっ!!

白井黒子(小6)
あなたの鉄球と私のテレポート…!どっちが速いか勝負します?

強盗
くそっ…!

一瞬黒子も強盗も頭が真っ白になるも疑問を切り離して先に黒子が動き反応するより速く得意の体術で叩き伏せると観念させた
聖
カッコいい

白井黒子(小6)
フフッ

聖
(これにて事件解決一件落

強盗
オイッ何してやがるゥ!

聖
ア?

強盗
何やってんの?どういうことダァ?連絡が遅ぇから来てみればぁ

何ともう一人外で逃走用の車両を見てた強盗が痺れを切らしやってきた
聖
(はぁ?ありえない原作では3人だったはず…イレギュラーが起きていやがる)

白井黒子(小6)
くっ

強盗
全てめちゃくちゃにしやがって…こんのクソガキガァッ‼︎計画が台無しじゃぁねぇか!貴様は絶対にぶっ殺してやるぅ!

強盗
そうだコイツらもお前も殺す。それでいいじゃねえか

次の瞬間白井は体術を駆使しながらワープで物を飛ばし攻撃する
強盗
フハッ

次の瞬間強盗は動かないで体術や死角から来るワープしてきた物体が触れる瞬間
バァァァン‼︎
まるで硬質ガラスを思いっきり叩いた様に音が響き白井や当たった物体が吹っ飛ばされた
強盗
あメェンだよ‼︎クソガキガァ

聖
(ほぉ…バリアか?)

聖
(恐らくは)物理関係をバリアできると言うことか

強盗
あぁ!そうだよ…これが俺の最強の強能力だぁ俺はLV3の念動障壁だァ‼︎

白井黒子(小6)
くっ

強盗は下卑た笑みで手に持ってたダガーを取り出し刺そうとする
強盗
じゃあなぁクソガキあの世で後悔しろ!

聖
いや後悔するのはお前だこの奴儕が

そう言うと聖は近くに落ちてた瓦礫かロボットの破片を掴み強盗に投げた
強盗
何⁉︎

聖
大丈夫?

白井黒子(小6)
はっはい‼︎

白井黒子(小6)
ありがとうございます

強盗
オイ何するんだ餓鬼がヨォ

白井黒子(小6)
危ないですわッ早く逃げてください

聖
大丈夫だから

聖
(確かに聞く限り強力な防御能力だがならLv3は弱すぎる4くらい行く筈…読めたわ‼︎)

聖
(恐らく敵の力は念動力系統に属する物理的エネルギーを押し返す空間に見えない壁を結界状に展開するバリアだな…しかしLv3ということは恐らく耐久力があるなぁ‼︎)

聖は予測を立てていた。バリアは運動エネルギー(質量 × 速度 × 持続時間)を打ち消すための力場で構成され破壊するには吸収限界を超える物理過負荷を与えればいい
聖
(Lv3程度なら恐らくLv3〜4程度の攻撃で破壊できる出力だろ、さっき白井がバリアを殴った瞬間壊れはしなかったがあの音が響く辺り硬さはあまりそこそこだな)

聖
(めんどくせぇ…ガァッ…なら簡単だ物理攻撃でゴリ押ししてやる)

強盗
てめぇ怖いんだろ!さっきからうごかねぇよなぁ!ガタガタ震えてればいいものを正義に目覚めちゃったかー?死ね‼︎

白井黒子(小6)
危ない‼︎

モブ
キャァー!

モブ
逃げろぉ‼︎

聖
(しゃーないあまり能力や権能は見せたくないなぁ)

聖
(結界の押し合いでぶっ潰してやっても良いが…あまり能力も魔術も見せたくねぇしなぁ〜回避するか)

聖
(まぁ災厄は全部止めてしまえば良いか…)

強盗
ギャハハどうだ‼︎

強盗が刃物で突き刺そうと顎目掛けて突進したが次の瞬間聖はわかってるかの様に頭を動かすだけで回避した
全員
えぇ‼︎?

強盗
どうして回避で、できるぅ

聖
来るとわかってる物など怖くない…哀れ

聖
人は焦るほど動きが単調になる

続け様に強盗は攻撃を繰り出すが素人故か動きが単調で聖は簡単に避け続ける
次の瞬間聖は地面の瓦礫近くの砂埃を掴み強盗目掛けて投げかけた
強盗
眼ガッ(だが俺のバリアは…)

聖
避けきれないかぁ?

強盗はまるで自分の心を読まれた様に驚愕したが考える時間は消える何故なら
次の瞬間聖が瓦礫から回収していた破片を持ち武術と重ね合わせバリアを叩き破壊した
聖は普段あまり見せない身体能力を使い少し力を込め高速で攻撃を繰り出していた
強盗
だから壊せぇね

全員
は?

強盗
あ、あ、あ、ありえねぇだろうがよぉ〜

強盗
どうやってぶっ壊した

聖
はぁ耐久力があるんだろぉ…なら壊れるまで叩けば良いやろぉ

強盗
化け物がぁ

強盗は恐怖した様な顔でそう言いながら次の瞬間気絶した
聖
(来た様だななら今のうちにずらかるか…)

聖
それにしても…(この聖人の肉体(身体能力)…)意外に便利だな

強盗たちはアンチスキルの人達に連行されていった。聖はすぐにその場を離れたのだが
白井黒子(小6)
あっ…あのっ‼︎

聖
うん?

聖
どうしたんだい

白井黒子(小6)
お名前を教えて下さいですの

聖
俺は神野聖だよ

白井黒子(小6)
さっきは助けてくださりありがとうございます

初春飾利(小6)
白井さんを助けてくださりありがとうございます

聖
どういたしまして

聖
さっきは大変だったね…大丈夫かい?

白井黒子(小6)
はい

聖
そうか…君らが無事で良かったよ

白井黒子(小6)
あ、あああ・・・//////

初春飾利(小6)
//////

初春飾利(小6)
あっ…白井さーん先輩とアンチスキルの人が話しを聴きたいと

白井黒子(小6)
えっ

聖
そうか、じゃーね

初春飾利(小6)
あのまた会えるでしょうか?

白井黒子(小6)
また会えますか?

聖
さぁねでもまた会えるだろ

聖
約束だ

白井黒子(小6)
約束でしょうか

聖
あぁ

白井黒子(小6)
わかりました約束ですの

初春飾利(小6)
また会いましょう

白井黒子(小6)
バイバイですの

聖
バイバイ

そう言った後聖は即退散するがまだ金を下ろしていないことに気づき別の銀行へ行き金を下ろしラーメンを食いに行った
なおこの後何処からともなく勘で気づかれた上条に問いただされるのであった
白井黒子(小6)
超電磁砲なんてどうせ能力を傘に着た、上から目線のいけ好かない奴
