これは
君と僕の少し悲しい
夏の思い出だ
君
ねぇねぇ○○
君
一緒に消えよう。
僕
え?
僕は耳を疑った
僕
な、何言ってるの?
僕
消えるって…
君
私だって○○だってこのまま…
突然君は泣き出した
君
私、○○をいじめてたあいつら殺しちゃったんだ。
僕
こ、殺したって…
僕
あ、あいつらを?
声が震える
君があのいじめっ子を殺した?
このまま捕まってしまうのだろうか
君
そう、私が殺した
君
だからもう私達も死のうよ
誰もいない場所で、2人で消えよう
僕
……
僕
(このまま頬っておいたらそのまま君は死んでしまうのだろうか…)
僕
(そんなのは嫌だ)
僕
行こう。
僕
2人で償おう
君
あ、ありがとう…
君は再び泣き始めた…
僕達にはもう居場所は無い
だから2人で死んでやろうじゃないか
僕
とりあえず僕に家に来たけど
僕
大事なものは自分の家から取ってきたよね
君
わかった
僕
あとはいらないよね
君
うん
家族写真やアルバムを切り刻み始めた
全て切り刻んでやった
僕
携帯…財布…ナイフ…服…ゲーム…
僕
充電器は…いらないか
君
準備終わったよ。
僕
じゃあ行こうか
君
そうだね。もう行こう
妙に落ち着いた様子で家を出た
〜過去〜
いじめっ子A
なんだよ、呼び出して
いじめっ子B
そうだよめんどくせーな
いじめっ子C
さっさとして?
君
ふふ…馬鹿だね君たちは…
グサッ!!
いじめっ子A
パタッ…
いじめっ子B
は?ほ、包丁…?
いじめっ子B
何でお前が殺そうとしてるんだよ!
いじめっ子C
○○はいじめててもあなたには関係ないじゃない!
君
関係あるよ…○○は私の…
グサッグサッ…
Bーの心臓辺りに包丁が刺さる
いじめっ子B
パタッ
いじめっ子C
やめて!謝るから!
君
謝って○○は安心出来る…?
君
死んで、来世まで償え。
グサッ
いじめっ子C
パタ…
セミがうるさい…
こいつらはどこかに捨てておこう
そうだ…
○○のとこに行こう…