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支配
それはナチスの中に新たに生まれた独創のことである
元々のナチス自身の感情を抑え込み、
目的のためだけに動く人形と化するのを決意したのが原因である
その決断がついたのは、
ソビエトがナチスの腕をもぎ取った後である
ソビエトの異常な愛情に心底恐怖し、逃げるかのように縋りついた先が、
自分の信じた者のことだったのだ
完璧主義者であるナチスにとって、 自分が見せた“弱み”は大きな打撃とも言えた
その“弱み”にナチスに絡みついて離れない
“呪縛”
が付け込んだことにより、
ナチスは新たな力を目覚めさせることに成功したのである
周りの国々を従えさせるためだけに生まれた
「支配」
それがナチスの能力であった
ナチス卍
ソビエトに身体をうまく動かせない時に鎌で貫かれ、
思わず呻き声を漏らした
しかし、ナチスの中にあったのは、絶望でも、希望でもない
ただ、自分の信仰するものが望んだ、世界の「支配」だけ
自らの口から血が一滴、雪に染み込んだ瞬間。
それが開戦の合図となった
ナチスは即座に全身に大量の魔力を流し込み、傷口を無理矢理止血。
次に、調整するために残った片腕の関節を外し、「支配」をかける
命令が脊髄を伝って伝わり、無理矢理形態を変化させ、
片手をナイフのような形状へと作り上げる
その差は3秒
ソビエト
ソビエトが鎌を抜き取るときに現れる、一瞬の隙を待ち、息を潜める
ナチス卍
ソビエトが鎌を抜いた
たとえ全身を止血していたにせよ、一点に力を集中させていたため、
塞ぎきれなかった激痛が、全身を駆け巡った
行動が遅れる
しかし、それと同時に、ソビエトには大きな隙ができていた
ナチス卍
刹那、
ナチスは音もなく外していた関節を戻し、
迅速と謳われる日帝さえも凌駕する尋常じゃない速さで、
ソビエトの心臓を、貫いた
ソビエト
相手に動く隙すら与えずに、
波打つそれを、ナチスはえぐり取るように体内から抜き出し、
握り潰した
ソビエト
ソビエトは棒立ちだったが、次の瞬間には、地面に倒れ伏していた
ナチス卍
荒い息を繰り返す
血を流しすぎた
これ以上動くと危険だろう
此処にいると体がもたない、全身が凍ってしまいそうだった
震える体を抱きしめ、歩き出そうとすると、
中国
ナチス卍
愚か者の声が響いた
コメント
10件
ぁぁ!申し訳ないッッ!!修学旅行がありみるのがおくれました!! 設定めちゃくちゃ好きなんですけど...💕 ソ連は愛(?)でナチスは支配...それぞれの国の思いが表れていてすごいです✨ 投稿ありがとうございました! 続き楽しみに待ってます!
今回ぐろくないですか…!?否、今回”も”ぐろいですねぇ…。 なっちゃんは何を『信仰』し、何に『支配』されてこんなことを.... 続きが楽しみです!