なあ、
結衣(ユイ)
俺らもう終わりにしよう。
結衣(ユイ)
別れよう。
結衣(ユイ)
結衣(ユイ)
ごめん。じゃあな。
そう言って去っていく彼の背中を眺めながら
悲しみに打ちひしがれる私に
追い討ちをかけるように雨が降ってきた
結衣(ユイ)
結衣(ユイ)
結衣(ユイ)
私は道の端に座り込んだ
雨の音が増して人の声が遠くなる
結衣(ユイ)
声に出すといっそう辛くなった
朝陽(アサヒ)
1人の男性が声を掛けてきた
結衣(ユイ)
私と同い年くらいの男性が 私の顔を心配そうに覗き込んでいる
結衣(ユイ)
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
結衣(ユイ)
朝陽(アサヒ)
その人はとても親切だった
それから彼に先程あったことを話すと
気持ちが楽になると同時に
彼に好意を抱いた
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
結衣(ユイ)
結衣(ユイ)
結衣(ユイ)
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
結衣(ユイ)
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
結衣(ユイ)
結衣(ユイ)
朝陽(アサヒ)
結衣(ユイ)
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
結衣(ユイ)
朝陽(アサヒ)
結衣(ユイ)
なんだろう不思議だ。
さっきまであんなに 辛くて悲しくて苦しかったのに
すごく安心する。
でもそんな幸せは長くは続かなかった
おい見ろよあの車!! やばくねーか?!
え?暴走車?みんな逃げて!!
結衣(ユイ)
朝陽(アサヒ)
結衣(ユイ)
彼が指さした方を見ると
大型車が猛スピードで人を巻き込みながら こっちに来るのが見えた
結衣(ユイ)
そうこうしてるうちに車との距離わずか10m
もう死ぬんだって思って目を閉じた瞬間
誰かに引っ張られて地面に転がる
結衣(ユイ)
少し擦りむいたみたいだ
横を向いたけど朝陽さんは見つからない
結衣(ユイ)
残りの力を振り絞り後ろを振り返る
結衣(ユイ)
するとそこには人間のような形をした 金属の塊
それと大破した大型車が無惨に バラバラになった状態が目に飛び込んできた
え?!何があったの?!
暴走車が人に突っ込んだらしい...
あの女の子無事らしいぞ?!
なんでも男型のAIが護ったらしい
結衣(ユイ)
結衣(ユイ)
結衣(ユイ)
朝陽(アサヒ)
結衣(ユイ)
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
朝陽(アサヒ)
ピーピー異常発生 シャットダウンします...
なにもかも衝撃的で 私はその場に倒れこんだ
そして目を覚ますと自分の部屋
あれは夢だったんだろうか
そんなことを思いながら玄関まで行くと
そこには見慣れぬ大きな傘
結衣(ユイ)
AIが心を持つ日も いつか来るのかも知れませんね
コメント
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ふぉろー失礼します、