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角名説ぅ〜(இдஇ`。)推しててホントに良かったです!!将来?は小説家ですね!!もう少しでこの連載が終わってしまうなんて泣 あと少しの間頑張って下さい!! 大好きです!!
小説読んでる気分だわ......
○○
記憶がどんどん
流れてくる。
○○
でもそれは…
角名
角名
いつものような、記憶じゃなく。
【4月】 高校1年
稲荷崎への推薦が来て、最初の入部体験の時だった。
侑
治
角名
中学のときも有名で、俺も僅かに知ってた双子。意外と騒がしい奴らなんだなと思った。
"ガラッ"
○○
角名
後から遅れて、誰か女子が入ってきたなと思って後ろを振り返った。
それは、マネージャー希望に来た○○だった。
その時、初めて○○を見た。
部長
○○
部長
どうやら、ここ数年稲荷崎はマネージャーがいなかったらしく、 1年の時の部長はめっちゃ喜んでた。
大勢の男子の中に1人紛れる○○を、みんな見てた。
○○
角名
○○
そう俺に話しかけてきて。○○との、初めての会話だった。
角名
俺は一瞬にして、○○に心を奪われた。
俺にはこの人しかいないんじゃないかと、そう思った。
まさに運命を感じた瞬間だった。
でも、どこかで、
再会のように感じていた自分がいた。
【○○side】
○○
体育館へ入った途端、中にいた人達が一斉に私を見た。
隣には、侑や治、角名たちの入部希望の同級生達がいた。
部長
○○
部長
身長の高い男子たちの中に1人ちょこんと紛れる私を、みんな見てた。
特に、右隣の人からの視線を凄い感じた。
○○
それは角名で。 あまりにジロジロ見られてるもんだから、私は話しかけた。
角名
○○
その時、一瞬心臓が大きく脈打ったような気がした。
なぜか懐かしさを感じた。
そこからもう、今が始まっていたのかもしれない。
○○
角名
○○
角名
○○
──────
───ドクン
○○
ズルッ
○○
足滑っ────
ズザァ…
○○
○○
『…綺麗な歌声。』
○○
○○
『○○…良い名前。』
『俺は─────
○○
○○
○○
大切なものはいつも
いつもすぐ傍に、
○○
○○
───自分を、信じなさい───
○○
○○
走り続けなきゃ。
○○
───ドクン、ドクン
角名
角名
角名
『角名さん、絶対帰ってきてください。』
『角名、テーピング手伝おうかー?』
……前も今も
ずっと昔から
角名
角名
もう、なにも失いたくない。
あいつと一緒にいられるならもう、何も思い残すことはない。
時を越えても変わらぬこの気持ちを、早く聞かせてあげたい。
角名
────ブワッ
角名
─────
○○
○○
○○
ずっと、ずっと前から
互いのその気持ちは、1ミリたりとも揺るぐことない
誰にも壊せないようなかたく強い愛でできてるんだろう。
何もかも、一度忘れてしまおうが
○○
角名
その愛だけは
忘れ去られることは無かった。
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