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ガロ
ここがスカラビアのキッチンか
ジャミル
あぁ、ここがキッチンだ
ガロ
じゃあ、料理を始めるか！
ジェイド
そうですね
カリム
俺もジャミルの助けがしたい
から料理を手伝うぞ！
から料理を手伝うぞ！
ジャミル
カリム、やめとけ俺がやるから
アズール
大丈夫ですよ、全力でカリム
さんのサポートをしますから
さんのサポートをしますから
アズール
ジャミルさんは気にせず、
休んでてください
休んでてください
ジャミル
いや、俺はいい、料理に毒
をいれてないか見張ってお
く
をいれてないか見張ってお
く
アズール
そうですか、分かりました
〜クッキング〜 料理
ジェイド
料理ができましたね
アズール
それでは、盛り付ける前に
ジャミルさん毒味をしてく
ださい
ジャミルさん毒味をしてく
ださい
ジャミル
あぁ、わかった
ジャミル
毒はないみたいだな
フロイド
だって、最初から毒とか入
れてねぇーもん
れてねぇーもん
ジェイド
まぁまぁフロイド
ガロ
じゃあ、盛り付けてご飯にするか
アズール
それもそうですね
〜食事〜
〜訓練が終わり〜
アズール
‥‥おや、もうすぐで3時だ。
もう少し勉強したら休憩をと
りましょう。
もう少し勉強したら休憩をと
りましょう。
ジェイド
お茶を準備してきましょうか？
アズール
いえ、僕が準備しましょう。
1番課題がおわっていますので。
1番課題がおわっていますので。
ジャミル
俺も手伝おう。
アズール
それは助かります。
では、行きましょうジャミルさん
では、行きましょうジャミルさん
〜スカラビア廊下〜
アズール
監督生さん達からカリムさんが
情緒不安定にあると聞いたので
すが‥‥‥
情緒不安定にあると聞いたので
すが‥‥‥
アズール
僕らが来てからは、彼の心も落ち
着いている様子。
着いている様子。
アズール
カリムさんも寮生からの信頼を取り
戻せそうでよかったですね。
戻せそうでよかったですね。
ジャミル
‥‥‥それじゃあ、困るんだよ
アズール
え？
ジャミル
悪いがこれ以上君らをスカラビアに
置いとくわけには行かないんだ。海
の底に帰ってもらおう。
置いとくわけには行かないんだ。海
の底に帰ってもらおう。
アズール
ジャミルさん、急にどうしたんですか？僕、何か気に触ることでも‥‥？
ジャミル
本当にわからないのか？
この本当に悲しい顔を見ても？
この本当に悲しい顔を見ても？
アズール
え‥‥‥？
ジャミル
ーー俺の目を見たな。馬鹿め。
ジャミル
『瞳に映るはお前の主人』
ジャミル
『尋ねれば答えよ、命じれば頭を
垂れよーースネーク•ウィスパー
(蛇のいざない)』
垂れよーースネーク•ウィスパー
(蛇のいざない)』
アズール
なにっ！？
‥‥うぅ頭が‥‥っ！
‥‥うぅ頭が‥‥っ！
ジャミル
抗えば苦痛が長引く、さっさと
諦めて従うんだ。ーーさあ！
諦めて従うんだ。ーーさあ！
アズール
うぅぅ‥‥
ジャミル
アズール、お前の主人の名は？
アズール
僕の主人は‥‥
あなた様ですジャミル様
あなた様ですジャミル様
アズール
何なりとご命令をご主人様
ジャミル
‥‥フ、ハハ。ハハハハハァ！
ジャミル
俺を平凡な魔法師と思って勘違い
したな、オクタビネル寮長！ざまあない！
したな、オクタビネル寮長！ざまあない！
ジャミル
全く、お前たちのせいでコツコツためてきた計画がパァだ！
ジャミル
あと少しでオンボロ寮のやつが寮生
に絡みつけて、カリムを追い出せた
のに！
に絡みつけて、カリムを追い出せた
のに！
ジャミル
俺の手を汚れさず、カリムを寮長の
座を引きずり出すために一体どれだ
けの下準備をしたとおもってるんだ？
座を引きずり出すために一体どれだ
けの下準備をしたとおもってるんだ？
ジャミル
まずは、アズールにあの双子と帰って
もらうか、いや待てよ
もらうか、いや待てよ
ジャミル
アズール先日お前は元の持ち主に
契約を返却したんだよな？
契約を返却したんだよな？
アズール
えぇ、返却しました。
ジャミル
ちっではランプの魔人のように便利
に使う事は無理か
に使う事は無理か
ジャミル
アズールの『イッツ•ア•ディール』の
利用価値は高いが‥‥こいつを長時間洗脳し続けることは難しいし‥‥‥
利用価値は高いが‥‥こいつを長時間洗脳し続けることは難しいし‥‥‥
アズール
‥‥ですが、契約内容は覚えています。
ジャミル
なに？
アズール
僕と契約するに至った人物の秘密‥‥
悩み、弱み、欲望‥‥‥僕は全て覚えている。
悩み、弱み、欲望‥‥‥僕は全て覚えている。
ジャミル
何と趣味の悪いコレクションだ。
やはりお前とは友人にならなくて
正解だったな。
やはりお前とは友人にならなくて
正解だったな。
ジャミル
その悪趣味な、コレクションの中に
学園長ディア•クロウリーの秘密はあ
るのか？
学園長ディア•クロウリーの秘密はあ
るのか？
アズール
もちろんです。彼が漏らされたくない秘密を、僕はしっている。
ジャミル
は、ははっ‥‥‥やった。やったぞ！！
ジャミル
これで、すべて上手くいく！
ジャミル
やはり、お前は俺のランプの魔人だ、アズール！
アズール
ご主人様は、学園長の秘密が望みなのですか？
ジャミル
そうだとも、そうすれば俺は自由になれる！！
ジャミル
学園からカリムを追い出し、寮長に
なれるんだ！！！
なれるんだ！！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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