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9・孤独な女
結
同じく港でため息をつく女が1人
結
女はそう言って搭乗口の列に並ぶ
そして受付を済まして搭乗口に入る
結
結はそう言ってチケットの半券を見る
結
はぁ〜と結はまたため息をつく
結
そうこう思っているうちに船内のロビーに着いた 入ったはいいもの、テンション上がらない結
康平
そう結に声をかけたのは何だか気怠そうな背の高い警備員
結
結は警備員に軽く会釈をする
康平
欠伸をしながら結に挨拶をする警備員。結は警備員を見上げながら聞いてみる
結
康平
警備員はさっきの気怠さとは違い、自慢げに話した。結は適当に笑みを返す。ふと、あることに気がついた
結
警備員の帽子は深くかぶり過ぎて、最早目元が見えていない状態だった
康平
警備員はそう言って更に帽子を深く被る
結
結は気にせずその場を立ち去ろうとするが…
康平
警備員の言葉に立ち止まり結は受付に目を向ける
結
結は警備員にお礼を言って受付に向かおうとするが…
結
結は警備員が自分に言った言葉を思い出し怒りが込み上げた
結
結は警備員に怒鳴りつけ受付に向かった
康平
警備員はそう言って微笑んだ