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アルス・ノヴァ
強盗犯B
アルス・ノヴァ
強盗犯B
アルス・ノヴァ
我はそう言いながら手首をワザとらしくパキパキと鳴らすと、 強盗犯は額から汗を流し、 銃を我に向けて構える。
アルス・ノヴァ
少女
アルス・ノヴァ
後ろから幼さを感じるが綺麗だと言える様な声が聞こえ、 我声がした後ろの方に振り返る、 そこには、 金が少し入ったような銀色の長い髪を持つ、先程ぶつかった少年と手を繋いでいた幼き少女が居た。
アルス・ノヴァ
少女
少女はそう言いながらヨタヨタと 我の足元を通り過ぎると、 強盗犯の目と鼻の先まで接近する。
強盗犯B
強盗犯は少女の額に銃口を突きつけるが、少女は恐怖心を見せるどころか表情一つ変える事すらしなかった。
少女
少女はそう言うと額に突き付けられたている銃に《ぴと》と触れる。
アルス・ノヴァ
強盗犯B
すると、少女がが触れた所に霜や滴が現れ、更には氷の様な…いや、 氷そのモノが銃を突き破り、 銃口を捻じ曲げて出現した。
強盗犯B
氷はそのまま銃を呑み込み、 銃の引き金すら呑み込み、 もはや鉄の塊と化し、 銃は使い物にならなくなる。
そしてしまいにはその銃を握っていた強盗犯の手が凍り始めるのだった ………