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高校時代。
浮所飛貴
浮所飛貴
ゆうか
ゆうか
ゆうか
私には、
付き合ってる人が居た。
太陽みたいに明るくて
キラキラと輝く笑顔で。
優しくて、
運動も出来て、
そこそこ頭が良くて、
かっこよくて、
私には勿体ない人。
浮所飛貴
ゆうか
ゆうか
ゆうか
浮所飛貴
ゆうか
そんな彼が、
私に告白してきたのは2か月前くらい前。
特に今回の文化祭は、
誰かと回るという約束はしてなくて、
当日ギリギリまで、
"どうしよう"
って焦ってた時、
同じクラスで、
全然話した事の無い飛貴が遠慮がちに、
"一緒に回らない…?"
って誘ってくれたのが始まり。
飛貴はクラスの中でもムードメーカー的な存在で、
私とは住む世界が違うと壁を作っていた。
だから話し掛けられたのが不思議で、
みんなの前だったのもあり、
あまりに唐突で反射的に頷いてしまったせいで
一緒に回る事に。
でも文化祭、
飛貴と話すうちに、
"住む世界が違う"
なんて事は思わなくなった。
きっと飛貴は、
私に話を合わせてくれてただけだと思うけど、
それだけでも嬉しかった。
そして文化祭の片付け中。
人が少ない教室でひっそり告白された。
耳元で
"好き"
って。
浮所飛貴
浮所飛貴
ゆうか
ゆうか
飛貴の言葉に素直に手を貸すと、
大きな手がぎゅっと重なる。
今は幸運な事に、
席は隣同士。
繋がった手に驚きながら飛貴を見ると、
"手冷たいの。"
"少しくらいあっためさせて…?"
なんて確信犯。
本当は繋ぎたかっただけなくせに。
ゆうか
浮所飛貴
ゆうか
ゆうか
浮所飛貴
ゆうか
ゆうか
ゆうか
浮所飛貴
"好きな人には"
ぼそりと呟いたつもりだろうけど、
丸聞こえだよ。
飛貴。
コメント
7件
あ天才現れたわ いや既に天才だったわ((((
神作登場((
神作降臨しちゃったね(((( 何でこんな神作が書けるんですか( ˙-˙ )((((やめい