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蒼(主)

さ、さぼってないです()

蒼(主)

なんか〜……そゆことですね()

蒼(主)

はいすみません

蒼(主)

今回はまじで一瞬で終わりますww

蒼(主)

んじゃどぞw

悠佑君

こっちくんなやっ…!

If君

はっ……え、ぁ、兄貴…?

兄貴が泣きながら体の前で腕をぶんぶん振っている。

If君

あっ…兄貴…?
なんでそんな…冗談……やんな…?

悠佑君

うっさいッ……お前の声なんて聞きたく
ないっ…出てってや…!

ないこ君

兄貴〜お見舞いに来たよ〜

後ろから声が聞こえたと思ったらないこだ。

If君

なっ、ないこ…兄貴が…

ないこ君

ん〜?兄貴…どしたの〜?そんなに泣
いて〜?

ないこが兄貴の頬に流れ落ちた涙を拭っている。 兄貴は抵抗していない。

悠佑君

ぅっ、この人がッ…ッひっ…

ないこ君

ん〜?まろ…?何かしたの…?

If君

俺……なんもしてへんのやけど…

ないこ君

まろなんもしてないってよ〜?

悠佑君

ッでもっ…この人ややっ…!はよ出てっ
てやッ…!

兄貴が俺の事を睨みつけている。

ないこ君

兄貴もなんか困惑してるみたいだし
…。一旦出れる…?

If君

あ、お、おう…。

俺はもう兄貴を泣かせまいと病室から出た。

If君

……。

俺は病室の前の廊下の壁にうっつかって時間を潰していた。

If君

……兄貴…大丈夫なんか……。

If君

俺……なんかしたんかッ…。

俺は目の縁に熱い何かを感じ天を仰いだ。 暫くして頬に涙が伝った。 いっそこのままいなくなってしまおうか…。 そう思った。

ないこ君

……まろ〜

ないこが病室から顔を出して俺に手招きをしている。

If君

ッ…ん……?

俺は涙を拭いてないこの方に向かった。

If君

どしたん…?

ないこ君

なんか…兄貴がまろに会いたくないら
しいから今日は帰れる…?

If君

あっ…そ、そうなんか…。

ないこ君

なんか〜嫌だ嫌だ言ってるんだよね…
兄貴どうしたんだろ…。

If君

分かった…。
じゃ、じゃあ俺帰るな…。

ないこ君

りょーかい…じゃーね。

If君

おう……。

俺は重い足を上げて歩き始めた。 兄貴は大丈夫なのか。 そんなことしか考えられずに。

ないこ君

さーて……兄貴〜?大丈夫…?

悠佑君

ッうん…。

相変わらず兄貴は涙ぐんでいる。

ないこ君

なにかまろとあったの…?

悠佑君

ないっ…けど…ッ…嫌やねん…。

ないこ君

なんもないのに嫌がったらまろが可哀想じゃん…ね……?

悠佑君

ッ…なんかっ…頭が嫌だ嫌だって…言っ
とん…。

ないこ君

そっかぁ…。

ないこ君

もう来て欲しくない…?

悠佑君

出来ればッ…。

兄貴の身に何があったのだろう。 少しずつまろとも打ち解けたと思ったけどなぁ…。

同じ病室の人

……。

視界の端に病室から人が出ていった。

少し口角が上がっていたのは見間違いだろう。

蒼(主)

んじゃばい!

まろにき 感動編

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303

コメント

14

ユーザー

えっ...?同じ病室の人...えっ?(語彙力)やばいめっちゃ続き気になります!最高でしたぁぁあ

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