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#感動
みずもち
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心愛
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主
主
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主
主
深夜AM2:00 どぬくの部屋
シェアハウスのみんなが寝静まり、明かりも全て消えた 静寂の時間が訪れる
俺は自分の部屋のベッドの上で、尋常じゃない苦しさに襲われていた
どぬく
胸の奥を鋭い刃物で抉られているような激痛
激しい咳が出そうになるのを、枕に顔を押し付けて必死に殺す
どぬく
どぬく
必死に自分に言い聞かせるけれど、額からは冷や汗が止まらず、意識が朦朧としてベッドから床へずるずると崩れ落ちてしまった
床の冷たさを感じながら、俺は膝を抱えて丸まり、ただ痛みが去るのをじっと待つことしかできなかった
その時、カチャ、と静かに部屋のドアが開いた
どぬく
焦って声を上げようとしたけれど、息が上手く吸えなくて声にならない
暗闇の中、急ぎ足で俺の元へ駆け寄ってきた人影は、迷わず床にしゃがみ込んで、俺の身体を強く抱きしめた
なおきり
耳元で聞こえたのは、消え入るような、でも必死ななお兄の声だった
どぬく
なおきり
なおきり
なお兄バケモ((殴
なお兄の手が、俺の背中を優しく、一定のリズムでさすり始める
その手は少し震えていたけれど、驚くほど温かかった
なおきり
なおきり
なおきり
どぬく
なお兄の温もりと、規則正しい呼吸の音に引っ張られるように、俺の荒れていた呼吸が少しずつ落ち着きを取り戻していく
どれくらいそうしていた確証はないけれど、胸の激痛が静かな痛みに変わった頃、俺はなお兄の胸の中で小さく息を漏らした
どぬく
なおきり
なお兄は俺を優しく抱き起こしてベッドへ寝かせると、布団を頭まで丁寧に掛けてくれた
ベッドの横の床にペタンと座り、俺の手をぎゅっと握ってくれた
暗闇の中、なお兄の顔は見えなかったけれど、握られた手から伝ってくる優しさが心地よくて、俺の目の奥がじわじわと熱くなる
どぬく
なおきり
なおきり
なお兄の声は、暗い部屋の中に優しく溶けていくようだった
シェアハウスの仲間には絶対に言えない、2人だけの秘密
苦しくて堪らないはずなのに、なお兄が隣にいてくれるだけで、俺の心は不思議なほどに満たされていく
繋がれた手の温もりを感じながら、俺はゆっくりと、深い眠りに落ちていった――
コメント
1件
おお、第6話……これはグッときたわ。どぬくが夜中に一人で発作に耐えてるところ、読んでて胸が締め付けられた。そこに気づいて駆けつけるなお兄、優しすぎる……。震える手で背中さすって、「頼ってくれて嬉しい」って言えるのがもう、お兄ちゃんだなあ。秘密の共有、尊い。次、うりさんには聞こえないのになおきりさんに聞こえた“バケモン聴力”のくだりも、主さんのユーモア混じりの注釈で和んだわ。続き気になる!