/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
妻
ここよ
夫
ここが新しい家だな
夫
さっそく中入ってみるか
妻
わあ、中はとっても綺麗
夫
ん？
夫
何だこれ
夫
クレヨン？
妻
きっと、前に住んでいた人の子供が忘れてるわ
夫
そうだな
次の日
夫
行ってきまーす
妻
行ってらっしゃい
夫
ん
夫
クレヨン？
夫
昨日は捨てたはずだが？
夫
ま、いいか
その夜
夫
ただいま
妻
おかえりなさい
夫
え？
妻
どうしたの？
夫
クレヨン、捨てたはず
妻
私、そのクレヨン捨てたはずだわ
夫
え、お前も
妻
うん、あなたが仕事へ行ってる間廊下にクレヨンが落ちてたのそれを捨てたのよ
妻
ねぇ、あなたこの家おかしいよ！
夫
そうだなぁ
次の日
夫
ここだ
夫
不動産屋が言ってた壁
夫
この壁に隠し部屋があるらしい
夫
準備はいいか？
妻
えぇ
夫
よし
夫
夫
開いた！
夫
中はどうなってるんだ？
夫
‼︎
妻
あなたどうしたの⁉︎
妻
‼︎
夫
こ、これは！
そして、その夫婦はこの家を出て行く事にした。
皆さんのそばに
赤いクレヨン落ちてませんか？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
