僕
もしも、君の顔に昔よりシワが増えても
僕
それでもいいんだ
僕
僕がギターを思うように弾けなくなっても心の歌は君で溢れているよ。
君
えっ?どうしたの?
僕
高い声も出せずに思い通り歌えない。
僕
それでも頷きながら、一緒に歌ってくれないかな。
君
いつも歌ってるもの。
僕
割れんばかりの拍手も、響き渡る歓声もいらない。
僕
君だけ。
君
へっ?
僕
分かってよ分かってよ。
君
う、うん。
僕
好きだよ。
君
私もだよ。
僕
ふふっ
僕
好きだよ。
僕
あの時に歌った曲。
僕
君の心に届いてくれたかな。
?
出番です〜!!
僕
はい!!
きゃぁぁぁ!!
僕
初めまして。
僕
きょうは、僕の大事な人への想いを寄せた歌を披露します。
僕
その人は、約束破って、先に天国行っちゃったんですよ。
僕
約束は何があっても先に逝っちゃダメ。
僕
でも、怒られるのは僕の方かもしれませんね…
拝啓君へ
今日は君の為に作った曲を披露するよ。
見ててね。
僕
愛してる。