行き着く先は

僕は黄

この学校で生徒会長をしている

最近は仕事量が多くて まともに休めていなかった

ﾋｭｩｩｳ…

ﾊﾞｻｯ!!

いくら忙しいからって 詰め込みすぎた

まともな判断が出来なくなるまで 追い込んだ自分が悪い

もしくは今日風が強かったこと

そもそも窓を開けていなければ

僕は風で外に飛ばされてしまった 資料を追いかけて

なんの考えもなしに 窓に足をかけて身を乗り出した

そんなこと、自分が1番分かってる

そう。問題はそれ

急に‪✕‬‪‪んで右も左も分からない状態で バカみたいに不足してる説明聞いたって 分かるわけないでしょ！？

だから天使になりたいっていうのは この雑天使を引き留めるだけの口実だ

この天使が時間ばっかりとらせるから！

いや…悪魔！！

ﾊﾟﾁﾝｯ

もう取り返しのつかないことに なってしまったみたいです

こうなったら天使の仕事全うしてやる！ やりたいこと無かったのも事実だし

話を聞く限り天使の仕事は わりとシンプルらしい

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

呪われてるんですかこの学校

もう…本当に大丈夫ですかこの天使は

俺は桃

会長に呼び出されたから またあの地獄部屋(生徒会室)に 行かなくちゃいけない

病院？あの鬼会長が？

別にあんなやつのこと 気にしてるわけじゃないけど

なんかイライラするし胸が気持ち悪い

だって、今俺の前に

本当だとしても まだ病院に居るだけだろ

もう居ないなんて、あるわけない

なのに

なんで泣いてんだ。俺

黄はいつも怒ってくるから嫌いだ

みんなに距離を置かれて 自由にやりたいことできてそれで良かった

俺に突っかかってくる奴は 黄だけだった

それなりに心地よかったのかもしれない

ﾊﾞﾝｯ!!

ｼﾞﾘ…

ﾄﾝｯ

ｶﾞﾀｯ(柵が崩れる

ﾊﾟｼｯ

なんか胸糞悪い終わり方だな

しかも案外怖くない

日頃の行いで諦めがついているのか

ここで‪✕‬んでもまた黄に会えるなら それでもいいと思ってるからなのか

でもひとつあるとしたら

最後に100点とったテスト 見せたかったな

ﾄﾞｻｯ

そうだったぁ…！ 青ちゃんが見送りとか 紛らわしい言い方するから忘れてた

ｽｶｯ

なんで青ちゃんだけ触れるの！？

ﾋﾟﾗｯ

正直一人だったら折れてた

今回はかなり青ちゃんに助けられたけど 早く一人でもできるようになりたいな