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杏雫
杏
杏雫
私たち、義兄妹だもの
そう、私とお兄ちゃんは異母兄弟で、従兄妹
父は不倫をしていた。 その相手が私の母親で、お兄ちゃんの叔母
私の母親は私たちを産んだ。 それ自体は別にどうという問題はなかった。 ただ、私達は双子に生まれた。 双子は忌み子。 多分、同じ顔をしているのが気味悪かったんだと思う。 お父さんは私達のどっちかを殺そうとした。 優秀な方を残しておきたくて、テストの点や運動能力で競わせた。 どっちかの点数が低くなれば、低くなった方を殺すつもりだと分かったから、 私は杏に成績を全部揃えて、どっちも落ちこぼれないようにした。 幼稚園の頃からお兄ちゃんに杏雫という妹として会っていた。 杏の存在は隠していた。 殺したときに禍根が残らないように。 まあ、杏とも会ってたけどね。 杏に杏雫と名乗らせて、私の振りをさせて。 ...で、ある日遂に杏のテストの点が私より低くなってしまった。 それで、父に殺されかけた。
杏雫とゆあん、杏の父
杏雫
双子なんか要らないと言いながら私達を奴隷にしたりサンドバッグ扱いしたり したくせに、と思った。
杏
杏雫
私は杏を庇うように抱き締め、父を睨んだ。
杏雫とゆあん、杏の父
杏雫とゆあん、杏の父
杏雫
杏雫とゆあん、杏の父
バンッ
父は私を杏から引き剝がし、杏を撃った。
杏雫
杏
杏雫とゆあん、杏の父
父はそう言うと踵を返して部屋出て行った。
杏雫
杏
杏雫
私は杏の傷口を確認し、止血した。
杏雫
杏雫
私は杏の心臓に手を置き、杏の魂を自分の体に移した。
この世界には魔法が使える人間がいる。 私も杏も魔法が使える。 これは双子だからこそ使える、魂の憑依という魔法を使ったのだ。
杏雫
私は杏の身体を背負って窓から外へ出た。
隣町
杏雫
??
とても長く沢山ある髪をハーフアップにした紅と青の瞳の女の子に 話しかけられた。
杏雫
私は取り敢えずその少女に尋ねてみることにした。
??
私は少女に着いて行った。
少女に着いて行くと、豪邸に着いた。
彼女は無遠慮に家に上がり込み、私達をベッドのある部屋に案内した。
??
??
結
結
結
結
私は結さんに従った。
杏雫
結
結
結
杏雫
結
結
結
杏雫
結
結
杏雫
結
結
杏雫
杏雫
杏雫
からぴち