nmmn注意 この物語はフィクションです ご本人様には一切関係ありません ペア IV×Ⅰ 年齢操作 兄弟 要素を含みます 苦手な方 地雷な方は自衛お願いします nmmnという言葉を知らない方は調べてください。お願いします
お義兄さん
初めて彼をそう呼んだ日が懐かしい
色素が薄い髪が綺麗で年齢よりも大人びている彼に惹かれた
けれど、俺は義弟
義理の兄でも気持ちを伝えたらいけないのを知らずに告白してしまった
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困ったように笑う彼の顔を忘れられない
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困った表情で唇を噛み締めるお義兄ちゃんを困らせたくなくて。
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この気持ちは伝えたらいけないんだ
困らせるくらいならもう伝えない
忘れよう。この気持ち全部
義兄ちゃんに告白してから数年
りうらは高校生になりました
その頃にはお義兄ちゃんに対する気持ちも思いも薄れてきた
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落ちつきのある優しい声音で駆け寄る姿が愛おしい
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義兄の発言に少し引っ掛かりを覚えた
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黙り込んで立ちすくむ義兄に体調が悪いのかと心配で駆け寄った
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高校生になっても一人暮らしをしないのは義母が防犯的に心配だからと言ったから
防犯の為に一人暮らしの義兄が偶に面倒を見てくる
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一人暮らしの義兄も頻繁に来なくて 良いのにな
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そう言って義兄はりうらの手を引く
優しいのに…冷たい
手を引かれいつもの席に腰掛ける
義兄の隣に座るとにこりと微笑んでくれた。小さい頃はこの笑顔を向けられて嬉しかった
今は嬉しくない
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相槌を打ちながら義兄の話を聞き流す
1度話すと止まらない癖も変わらない
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口篭る時隠す仕草も義兄は見逃さず 優しく微笑んで話を聞くのが怖いって思い始めたのは何時からだろうか
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食事を終え席を立つと少し体がよろけた
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十分な睡眠は取ってるんだけどな
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支える手に安心して…義兄に寄りかかった
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頭に触れる手の感触が心地良くて 頬が緩んだ
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枕元からスマホのアラーム音が聞こえ アラームを止めた
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時計に書かれている時刻と日付を確認する為に横を向いた
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布団を捲り、ベッドから起き上がった
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気の所為なのかな…分からないけど
最近睡眠時間が増えてる気がする… お義兄ちゃんも起こしてくれたら良いのに
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クローゼットを開き、どの服を着ようか項垂れる
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ウォークインクローゼットの衣服を一通り見たが、見つからない
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衣服を畳み、クローゼットに仕舞う前に意識が途絶えた
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頬に当たる指が擽ったくてその場で身じろぐ
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チャリ
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眠そうにアラームを告げる時計を止め… 起き上がる
時計を見た後、驚いた表情で俺をじっと見つめる
その姿があまりにも可愛くて背筋がゾクゾクしてしまう
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頬に触れると嫌そうに顔を逸らされた
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手枷に触れると鎖の音に怖がってピクリと肩が震える義弟
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まぁ焦らず徐々に依存させればいっか…
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眠い目を擦り落ちかけた鞄を持ち直す
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こくりこくりと船を漕ぎながら ゆったりした足取り
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腕を引っ張られ驚いてしまった
目線の先には通り過ぎる車
一歩下がっていなかったら確実に轢かれていた
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今朝見た義兄の心配そうな表情
ぎゅっと掴む手が痛くて声を荒げそうになってしまう程
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目を開けると見慣れた薄暗い天井画目に入った
手首からちゃりと鎖の音が聞こえ、 ぼやけるピントを合わせる
何度か瞬きをすると意識がはっきりしてきた
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目を覚まして呼ぶのはこの部屋に閉じ込める義兄
拘束する義兄を怖いと思うのに…今はただただ会いたい。
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ベッドにずしりと誰かの体重が伸し掛かる
お義兄ちゃん帰ってきたのかな、?
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口に異物を入れられる気がして口を閉じる
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ひんやりとした手がお腹に触れ、 お腹をぐっと押さえつけられた
その痛みに耐えきれず、眠りから覚めると、会いたかった義兄の姿が見えた
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お腹を必要以上に押され痛みに耐えきれず涎を零す
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喉元に当てられる義兄の指の不快感を 取り除きたくて…腹にある物を全て吐き出した
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なんの薬かを聞く前に無意識に義兄から薬を受け取る
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飲み込むと体が薬を求めていたのか 安心感と幸福感が得られた
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飲めたよと言わなくても自然と口を開き義兄に口の中を見せた
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見せると嬉しそうに頬を赤く染める
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桃色の瞳がりうらを捉え嬉しそうに 歪に歪む
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あまりの顔の近さに驚いて息を呑んだ
戸惑うりうらを他所に飽きたのか 義兄はベッドから立ち上がった
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そう言うと少しの沈黙の後、義兄は 口を開いた
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慌てた様子の義兄に不信感を覚えた
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枕を抱いたままとお義母さんが居そうな場所を覗いた
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あ“あ“…なんで…???
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ソファに座る義兄が戸惑った表情で 頭に触れる
「ごめんね」も言わないまま頭を撫でる
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泣いちゃだめ
泣いちゃだめ
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遠くへ消えないで
もう随分見えないよ
優しくくすんだ髪色も瞳も随分見ていない
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幸せそうに笑う義兄にドキっと心臓が脈打った
かっこいい…けど、可愛い、?
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狡い…
知ってるくせに聞くんだ
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抱きつくと嬉しそうに歪む瞳に惹き付けられる
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コメント
3件
ぅお!! 複雑!!!! ストーリー性凄い…✨ どっからネタがとんでくるの…?