この作品はいかがでしたか?
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主
主
主
主
主
主
主
___________________________________
どうも、みなさんこんにちは。今日から青拓高校に転校してきた御崎詩です。 前の学校でいじめがあって、そこから逃げた形での転校だから、少し変な時期だし、少し心細い感じです。この学校ではうまくやっていけるかな,,,,,,
先生
クラスメイト達
クラスメイト達
ざわざわしている教室。期待外れだったらやだな,,,,,,
先生
うた
そう言い終わる前に、教室の隅で勢いよく立ち上がる音と 聞きなれた叫び声が聞こえた。
はるてぃー
うた
偶然か運命か、幼馴染の友人で初恋の人、はるてぃーがいた。 はるてぃーへの気持ちは今も変わらない。
先生
はるてぃー
うた
クラスメイト達
クラスメイト達
先生
うた
___________________________________ 部活かぁ、何にも考えてなかったな。青拓帰宅部ありだったから それでもいいかなぁ。この時期入ると浮いちゃうし。
はるてぃー
うた
はるてぃー
うた
はるてぃー
___________________________________
はるてぃー
うた
はるてぃー
山田
こむぎ
たくぱん
ゆーま
きゅー
そー
うた
___________________________________ 1か月後 ご無沙汰です。詩です。僕ははるてぃーのおかげもあり、クラスにも部活にも すっかりなじんでいます。ただまだいじめの時のあざは消えなくて,,,いつも 長袖の上着を着て過ごしています。
モブども
うた
いつもメメントリ皆で帰ってたんだけど,,,,,,グループラインで伝えとくか。 ___________________________________ 放課後
モブども
うた
モブども
うた
モブども
うた
モブども
バサッッ 見られた。やっちゃった。見られないよう、感付かれないようにしていたのに
モブども
うた
モブども
うた
モブども
そういって、モブの一人が俺めがけて殴りかかってきた。
うた
モブども
ボコッバゴッドスッ
うた
モブども
___________________________________ 1か月後 ゆーま視点 詩君が青拓にきて2か月。初めのほうは、いつも楽しそうで 明るい笑顔を見せていた詩君が、ここ最近目が死んでるような、 元気がないような気がします,,,。今日は先生に仕事を任されて帰りが遅くなってる日。詩君、最近一緒に帰れてないし、今度ゲーム誘ってみようかなぁ なんて思っていると教室につく。一人しかいない教室は嫌に静か。 や”っあ”ぁっや”めてっグスッ 聞きなれた声が聞こえる。詩君の声。でも隣は空き教室のはず,,,,, 恐る恐る教室を覗く。そこには数人の男子と傷だらけの詩君。どういう事?
ゆーま
___________________________________ うた視点 いじめが始まってから2週間が経った。僕はいまだにだれにも相談できずにいる。みんなにはなしたほうがいいのかな,,,,,今日は呼び出しがないから部活に行ける。今日ぐらいは楽しまないとな,,,,, ガラガラ
山田
こむぎ
うた
僕は今笑えているかなぁ、気を使わせてないかなぁ そんなことばかりが気になる
ゆーま
うた
ゆーま
うた
ゆーま
そー
たくぱん
俺は皆に全部話した。前の学校でいじめにあっていたこと、まだ傷が残っていること、最近クラスの男子にいじめられていること。引かれるのが怖かったけど、心配させたくなかった
きゅー
こむぎ
山田
はるてぃー
うた
ギュっ 何が起きたかわからなかったけど、たぶんはるてぃーに 抱き着かれてるんだろう
はるてぃー
うた
たくぱん
うた
こむぎ
きゅー
うた
___________________________________ 数日後、きゅーちゃんが泣きそうな顔で部室に入ってきた
きゅー
きゅーちゃんが持ってきた紙には「キモイ、馬鹿野郎」などの言葉が書かれていた。
そー
山田
たくぱん
どうやらメメントリ皆の机の中に同じように誹謗中傷の言葉が連ねられた紙が 入っていたらしい。そしてその書体には見覚えがあった。僕をいじめてるやつらの文字に間違いなかった。はるてぃーもそのことに気が付いているらしく, さっきからずっと黙りこくっていた。
うた
こむぎ
きゅー
うた
___________________________________ あれから学校にいってない。僕がいじめられてたせいでみんなが傷ついたんだ 僕が傷つけたも同然じゃないか,,,,,。そうだ,,,,,もう死んでしまおうか,,,,, はるてぃー視点 詩はあの日から学校に来てない。皆で様子を見に行くことにした。 詩は幼馴染で俺の初恋の人。だからこそ再開は奇跡だと思ったし、 大事にしたい。詩はマンションの7階に住んでいる。 軽くインターホンを鳴らしても詩は出てこなかった。
たくぱん
山田
ゆーま
こむぎ
ゆーま視点 何かヤな予感がした。急いでベランダへ行く。やはりベランダには詩君がいて 飛び降りようとしていたところだった。
はるてぃー
たくぱん
ゆーま
うた
グシャッ 詩くんは、最期そう言い残して泣きながら飛び降りた。 ぼくだ。僕がふがいないせいだ,,,,,。
そー
はるてぃー
はるてぃー
たくぱん
はるてぃー
グサッ
こむぎ
山田
たくぱん
ゆーま
きゅー
そー
僕たちは手をつないでベランダから飛び降りた
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