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ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
機織りを終えるとすぐ側にいた差添人のまいたけが飲み物を渡してくれた
まいたけ
ポケカメン
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
そう一言かけられ小さく音を立ててしまった扉を見つめる
今日は7月6日。明日は彦星と一年ぶりに再会できる日 なのだが最近、というよりもう何千年は顔を合わせていない。彦星が天の川まで逢いに来てくれないからだ
地球では俺たちが再会できる7月7日のことを七夕と呼んでいるらしい。
地球での俺たちの言い伝えは
昔あるところに神様の娘、織姫と若者の彦星がいました。 織姫は遊びに見向きもせず神様達のために機織りの仕事を続ける働き者。彦星は毎日欠かさず牛の世話をしている心優しいし っかり者。ある日自分たちのために毎日仕事を頑張ってくれている織姫を見た神様は娘には幸せになってほしいと素敵な婿を迎えるべく世界の隅々まで探索をしに出かけた。 そこで出会ったのが彦星。「彦星なら織姫を幸せにしてくれる」と神様は二人を巡り合わせやがて二人は結婚しました。 結婚後、夫・仲はとても良好でお互い楽しく生活していました が二人はお互いのことに夢中で全く仕事に手をつけなくなってしまったのです。織姫が機を織らず神様達の衣服は綻び始め、彦星が牛のお世話をせず牛達はやせ細り病気になってしまいました。そんな二人を神様は宥めましたが二人は全く態度を改めずそれを見た神様は天の川の西と東に別れて二人を引き離しました。 彦星と別れてからというもの織姫は涙を流し続ける日々を過ごしていました。そんな姿を見かねた神様は以前のようにしっかり仕事をするという条件つきで年に一度だけ天の川を通って会うことが許されるようになり、その日が七夕と称されるようになった。
ざっとこんな感じらしい。一度本で読んだことがあるだけだからあまり覚えていないが でも実際はこんな物語ではない。
俺達は自分たちの意思で互いの元を離れた。離婚をした訳ではない。ただ、ちょっとしたトラブルがあり大喧嘩をしてしまった俺たちは互いの元を離れ別々に過ごす事を決め父に相談したところそこまで言うならと二度と会えないようにしてもらった。
だが、今までのように二人で幸せに暮らしてほしいと願った神様は年に一度顔合わせする機会を作った。それが地球で言う七夕の日だ
離れた当初はそんな事しなくていい。会いたくない。と思っていたが一度流されて天の川まで会いに行ったが興味がわかず早々に立ち去ろうとすると彼の声が聞こえたような気がして思わず振り返ってしまったがやはりそこに彼はおらず少し切ない気持ちで家まで戻った
それから俺の心に変化が起きた。 あの人に会いたい。またそう思うようになったのだ。何があってもやはり俺は彼が好きなんだと気づいてしまったあの日からは毎年天の川まで彼に逢いに行くようになった。
だがやはり彼は一度も逢いに来てくれず何千年もの時が経った。戸籍上では俺たちはまだ離婚してないがここまでとなると自然消滅、と言う言葉が正解だろうか
父やまいたけは毎年欠かさず行っているのに相手は来てくれない現実に押しつぶされそうになっている俺を見兼ねて毎年この時期になると心配したように今年はどうするのかと聞いてくるようになった。不安にさせてしまっているのは申し訳ないがそれでも俺は彼が好きだ。彼に会いたい。その一心で俺は今年も天の川まで逢いに行く
今年こそは会えたらいいな…なんて思いながら眠りについた
まいたけ
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
ポケカメン
馬車に揺られながら昔、彦星と初めて出会った時や仲が良かった頃の事を考える
さくらくん。
ポケカメン
ゆきむら。
ポケカメン
ゆきむら。
最初は無愛想で正直怖い印象が強かったけど会う毎に彼の優しさだったり彼にしかない魅力を感じてもっと深く関わるようになり彼を心から愛せるようになった。それは相手も同じだったらしく最初はどうしてこんなやつと、と思ったが関わっていくうちに俺を愛してくれるようになった。夫婦仲でありながらプロポーズをしてきたのにはびっくりしたけど嬉しかったな…
ゆきむら。
ポケカメン
ゆきむら。
ゆきむら。
ポケカメン
それから仲がどんどん深まって弟さんを紹介してくれたり3人で遊んだりもしたっけ、楽しかったなぁ
ゆきむら。
かにちゃん
ポケカメン
…またあんな関係に戻れないかな
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
ポケカメン
まいたけ
馬車の中に沈黙がながれ少し気まずくなってしまい暗い雰囲気にさせてしまって申し訳なくなってくる
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
まいたけにその愛称で呼ばれることが久々すぎて少し驚いてしまい名前で呼ばれることが嫌だと勘違いさせてしまった
ポケカメン
ポケカメン
どう言葉にすればいいかわからずたじたじになってしまったがしっかり受け取ってくれたまいたけは昔のように優しい声でおう、と言ってくれた
それがなんだか嬉しくてでもなんか気恥ずかしくて…少し幸せな気持ちになった
それから二人で少し談笑していると馬車の運転手から着きましたよ。と一言声をかけられお礼を言いながら一人で馬車を降りる
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
複数会話を交わした後扉は締まりすぐに戻って行ってしまった
毎年天の川の直前で下ろしてもらいそこからはまいたけと二人で歩いて天の川を渡って約束の場所で一人で彼を待つのだが、今日は一人で天の川を渡る事にした
ポケカメン
ポケカメン
考え事をしながら歩いていると時間を忘れてついいつもの場所を通り過ぎてしまったようだ
ポケカメン
ポケカメン
約束の場所より先へ来たということは、もし彦星があそこまで来るとしたらここを通って来ることになる。だが誰かとすれ違った記憶はなく時間も時間なためもう戻らなければならない
ポケカメン
わかってはいた…それでもやっぱり辛い もう永遠に叶うことのない恋慕。
彼に会いたい。彼の声が聞きたい。彼と話がしたい。 彼と触れあいたい…
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
もうあの時のように仲良くはできないのだろうか、顔を合わせることを声を聞くことを許されないのだろうか、彼を愛し彼に愛され続けることを誓えないのだろうか
ポケカメン
そう考えたら、涙が止まらなかった
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
まいたけ
気がつくと…いや、目が覚めると見慣れた天井とそれを背景に涙を流しながら顔を覗き込んでいるまいたけと目が合った
ポケカメン
まいたけ
どうやら、あの泣き崩れた場所で泣き疲れて寝ていたらしい
ポケカメン
まいたけ
まいたけ
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
まいたけ
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
まいたけが廊下に出て優しく扉が閉まる
ポケカメン
そう呟くと同時に大きな足音が迫ってきてなんとなくお父さんかな、と思うと大きな音を立てて扉が開いた
さくらくん。
まいたけ
そこにいたのはやっぱりお父さんでいつも通りな過保護さに呆れるがずっと変わらずいてくれる父が嬉しくて少し笑みがこぼれる
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
俺は天の川を渡っていた時に考えていたこと、それによって泣き崩れてしまったこと全てをお父さんに話した
するとお父さんは難しい顔をして何かを考え込むように控えめに俯いた
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケの新しい婿を迎えようと思ってるんだ
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
さくらくん。
幸せになってッ… お父さんは俺を抱きしめて泣きながらそう言った。
まいたけ
ポケカメン
その後お父さんは互いが落ち着けるようにと自室に戻り部屋にはまいたけと俺だけになった
ポケカメン
お父さんの幸せは俺の幸せ。お父さんはそう言った。
俺だってお父さんに幸せになってほしい。でも俺は本当に彼がいなくなった時に幸せになれるのか、もしお父さんが見つけてくれた新しい彼を愛せても、彼の事を忘れることができるのか
今まで彼に会えなかった不満とたくさんの不安が募り弱々しく泣いてしまった俺をまいたけは優しく抱きしめてくれた
まいたけside
まいたけ
どうしたらいい、と泣き出してしまったポケを抱きしめてあげることしか出来なかった
まいたけ
まいたけ
まいたけ
俺はポケが好きだ。 お前が生まれた時から差添え人としてずっとポケのそばにいた。天界の誰よりもそばにいたのは俺だと思ってる
神様が仕事で忙しい時に遊び相手になっていたのもポケが寝付けない時に一緒に寝たのもポケが泣いていた時に寄り添っていたのも…全部、全部俺なのに
どうしてポケは俺を選んでくれなかったんや…どうして神様はポケの婿を俺にしてくれなかったんや…どうしてッ、俺はポケの"差添え人"だったんや、、?
俺が彼の差添え人である以上、俺とポケが結ばれることは絶対に無い だから俺は、ポケが幸せになる手伝いをするだけ。
まいたけ
まいたけ
まいたけ
そう言って寝ている君の目元にそっとキスを落とした
数日後、俺は父の部屋で一対一で話していた
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
俺はわがままだから…俺の願いは絶対に叶えたい。人が自分の言う通りに動いてくれることがどれだけ幸福だったか
俺の願いはこの人生を幸せに生きたい。そしてお父さんにも幸せになってほしい
だったら
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
自室に戻ってすぐベットに寝転がり一人考え込む
この選択はあっていたのだろうか、俺は本当に新しい彼を受け入れられるのだろうか、彼を忘れることはできるのだろうか
いや、考えちゃダメ。彼との関係は振り切るって決めたんだもん。 絶対彼を忘れて新しい彼と幸せになってやる
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
まいたけ
ポケカメン
今日は彼と初めて会う日。昨日いきなり会いたいなんて言っちゃったのにほんとに今日会えるなんて思わなくてちょっとびっくり
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
父の隣に座ったはいいがどうすればいいかわからず気まずい沈黙が流れる
目の前に座っている相手の彼をチラリと見る。
どことなく、彼と似ている気がするのは髪色のせいだろうか 整った顔に彼の色より少し薄めの綺麗な紫色の髪と澄んだ水色の瞳。黄色と青の星の髪飾りが印象的でとてもかっこいい人
すると見すぎてしまっていたのかこちらを見て笑ってくれた
ポケカメン
今のは不可抗力だ。誰でもあんな美形に笑いかけられたらドキッとしてしまうものだろう……たぶん
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ふぇにくろ
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ポケカメン
俺に楽しんでね〜、と口パクで伝えゆぺさんのお父さん?と共に部屋を出ていってしまった
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ポケカメン
ゆぺくん☆★
その後俺たちはずっと話し合っていた クールな人かと思ってたけど話してみると案外明るくて面白い人
全然違うタイプかと思って少し不安だったが意外とすぐに意気投合してゆぺと話すのはすごく楽しかった
つい時間も忘れて話し合っているとお父さん達が戻ってきた
ふぇにくろ
ゆぺくん☆★
どうやらゆぺの隣の人は本当にお父さんだったらしい
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
正直ゆぺと話している時は嫌な事も全部忘れて楽しく笑えたけどこれからの事を考えた時真っ先に出てくるのはやっぱり彼だった
ポケカメン
話せなくなってしまい黙り込んでしまうと俺とゆぺの父が少し物憂げな表情を浮かべたがゆぺは微笑んで俺の頭に手を乗せこう言った
ゆぺくん☆★
そう優しく言ってくれた
ポケカメン
頭に乗せられた手はすごく暖かくてかけられた言葉は酷く優しくてつい涙がこぼれた
そんな俺をゆぺはそっと抱きしめてくれた そんな俺らを見て父方も安心したらしくこちらを見て優しく微笑んでいた
すると急に扉が開きびっくりして4人でそちらを見るとそこにはまいたけの姿。でもなんだか様子がおかしい
さくらくん。
まいたけ
まいたけ
ポケカメン
まいたけ
まいたけ
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
部屋の外ではバタバタと忙しない沢山の足音が響いている。一体何があったのかわからないがなにか大変な事なのは部屋の外から流れてくる空気からなんとなくわかってしまう
すると玄関の方から微かに誰かが言い合っている声が聞こえてきて無性に怖くなる
誰かが屋敷に来たということか、でもどうしてここまで大騒ぎになるんだ。そんなに危ない相手なのか
現状何が起きてるかわからず段々と深い恐怖に陥ってしまい目の前のゆぺに縋ることしかできなかった
突如部屋の扉が開いた。
かにちゃん
ポケカメン
そこにいたのはかにちゃんだった
ポケカメン
かにちゃん
ポケカメン
かにちゃん
すると大きな足音が近ずいてきてすごい勢いでこの部屋の扉が開かれた
ゆきむら。
ポケカメン
聞き覚えのある耳にスっと通る凛とした声。普段より少し焦りが混じっているけどあの日初めて出会った時に聞いた大好きな人の声。そう思い扉の方を見ると肩で息をした数千年求め続けた彼、ゆきむらがいた
ゆきむら。
ポケカメン
ゆきむら。
ゆぺくん☆★
ゆきむが俺に近づこうと一歩踏み出すとゆぺが俺の腕を引き俺をゆきむから遠ざけるようにゆぺの腕の中に閉じ込められる
ゆきむら。
ゆぺくん☆★
ゆきむら。
ゆぺくん☆★
ゆきむら。
ゆぺくん☆★
ゆきむと話し出したゆぺは俺と話していた時と全くの別人のようで二人の言葉に含まれた圧のような何かがなんだか怒っているように感じ少し怖くなる
このままじゃもっとヒートアップしてしまうと思いやめさせようと口を開くと二人の頭に拳が落ちた
ポケカメン
ゆきむとゆぺはあまりの痛さに頭を抱えた。 が、ゆぺに支えられていた俺は突然のことに反応出来ずふらついてしまったところをすぐさままいたけに支えられた
まいたけ
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ゆきむら。
ふぇにくろ
ほんこん
さくらくん。
いつの間にか父方三人が戻ってきていたようでどうやら二人に落ちた拳はそれぞれの父の拳だったみたい
その後二人は横に並んで正座させられ数時間に渡る説教を受けた
俺らはこの空気感の中部屋から出ていくのもあれだからと少し離れたところから説教されてる二人を眺めていた
ポケカメン
ほんこん
さくらくん。
ほんこん
ほんこん
ほんこん
さくらくん。
ほんこん
…そういえば結構頑固だったなぁこの人
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
泣いてしまいそうで声が震える。話している途中で不安になってきて俯いてしまった
ゆきむら。
ポケカメン
涙が溢れてくる。今顔をあげれば確実に泣いている顔を見られてしまう それは嫌だ
ゆきむら。
ポケカメン
ゆきむら。
ポケカメン
嬉しい、いつぶりだろう、彼に名前で呼んでもらうのは 彼の声で一度名前を呼ばれてしまったらもう抑えられなくて本音がどんどんこぼれ落ちる
ポケカメン
本当、自分でも馬鹿みたいに思えてくる ずっと頭から離れなくてどんな時でも彼を考えてた
離れないでほしい、忘れないでほしい、ずっと好きでいてほしい 何があっても、どれだけ彼に嫌われても、彼が俺を愛してくれなくても
ポケカメン
そう素直に思いを伝えると突然視界が真っ暗になり大好きな人の匂いと暖かい何かに包まれた 瞬時に理解した、彼に抱きしめられている事。
ゆきむら。
ポケカメン
ゆきむら。
ゆきむら。
ポケカメン
ゆきむら。
ゆきむら。
ゆきむら。
ゆきむら。
もっと仲が悪くなるのが怖かった、と彼は告げた
ポケカメン
ゆきむら。
あぁ、そうだゆきむはこんなやつだった
口が悪くて変にプライド高いくせに自分が悪いとおもったらちゃんと謝ることもできる。でも発言が多少やばいから周りから浮いてる、すごい変なやつ。
でも、そんな所が好き こいつにしかない、ゆきむの魅力ゆきむの素敵なところ
ポケカメン
ゆきむら。
ゆきむら。
ゆきむら。
ポケカメン
ポケカメン
かにちゃん
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
言葉が出なかった。俺が知らないだけでゆきむは俺の事を思ってくれてたんだ
ゆきむら。
ゆきむら。
ゆぺくん☆★
ゆぺくん☆★
ゆきむら。
ゆぺくん☆★
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
かにちゃん
かにちゃん
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
さくらくん。
さくらくん。
ポケカメン
父さんがいてくれてみんながいてくれてこうやってみんなで話したり顔を合わせたりできること、誰かがそばに居てくれること
改めて周りの人が自分にとってどれだけ大きい存在か理解出来た気がする
未だ言い合いをしている二人を見ながら俺って幸せだな、とふと思った