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結星(ゆら)(主ぃ)
結星(ゆら)(主ぃ)
結星(ゆら)(主ぃ)
結星(ゆら)(主ぃ)
レオは一人で散歩をしていて、横断歩道を渡ろうとしたら...
キィィィィッ!!! ドンッ!!!(激しいブレーキ音と衝撃音)
レオ
レオは車に轢かれてしまい、意識を失った。
__あの誘拐事件から数日後、レオは不慮の事故で車に轢かれてしまった。病院に搬送されてから、数ヶ月。レオは人工呼吸器をつけられ、ずっと眠り続けている。
七瀬
病院のベッドの横で、七瀬はすっかり痩せてしまったレオのちっちゃな手を両手でぎゅっと握りしめていた。いつもかっこよくて頼れる七瀬の目から、大粒の涙がポロポロとレオの手の甲に零れ落ちる。
七瀬
七瀬
七瀬が絶望に押しつぶされそうになった、その時。握っていたレオのちっちゃな指先が、ピクッと微かに動いた。
白い病院のベッドの上。数ヶ月もの間、深い眠りについていたレオの睫毛が、ゆっくりと震えた。
レオ
七瀬
七瀬は狂喜してレオの顔を覗き込む。しかし、レオはぼんやりとした瞳で七瀬を見つめ、少し怯えたように身を引いた。
レオ
七瀬
3歳で幼児化していた時の「優しいお兄さん(ななせしゃん)」の記憶はあるのに、元の姿の「恋人としての七瀬」の記憶だけが消えてしまっていた。あまりのショックに、七瀬は言葉を失って立ち尽くした。
七瀬
レオ
記憶を失ってもなお、親に捨てられたトラウマから「捨てられる恐怖」に怯えるレオ。その泣き虫な姿を見て、七瀬は胸を痛めながらも、すぐにギュッとレオのちっちゃな手を握りしめた。
七瀬
レオ
七瀬
七瀬はベッドの横に座り、記憶のないレオの頭を優しく、愛おしそうにクシャクシャと撫でまわした。レオのフサフサの尻尾が、七瀬の温もりに反応して、不思議そうにパタパタと弱々しく揺れ始める。
レオ
七瀬
恋人としての記憶は失くしてしまったけれど、七瀬の絶対的な愛の深さは何も変わらなかった。2人の切なくて、でもどこか甘い、ゼロからの恋のやり直しが幕を開けるのだった__。
結星(ゆら)(主ぃ)
結星(ゆら)(主ぃ)
結星(ゆら)(主ぃ)
コメント
1件
レオの記憶喪失、めちゃくちゃ切なかったです……! 七瀬が「生きててくれただけで十分」って言うところ、涙腺にきました。レオの「捨てられる」って怯える姿も胸が痛くて、それでも七瀬が一から思い出させてあげるって誓うラストに、すごく温かい気持ちになりました。ゼロからの恋、応援したくなります🌷