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【恐怖症 らん】 らんらんの暗所恐怖症をかきます 過呼吸、幼児退行(微)等ありますので、 苦手な方はプラウザバックお願いします! お相手の名前は伏せますので メンバーにしたり、自分の名前に置き換えたりして 楽しんで頂けると幸いです! それでは本編どうぞ!
らんside 「 今日雷らしいね 」 桃 「んぇ 、まじ ?」 「 まじまじ 」 桃 「 まぁ別に気にしないけどね 」 「 ほんとかよ w 」 桃「 ほんとだってぇ w 」 本当はめちゃくちゃ嫌だ 。 雷も怖いが それよりも停電が 。 俺は暗い所がとてつもなく苦手だ 。 過去に色々あってからは 、 ひとりで暗い所にいると 苦しくなる 。 ○○が傍にいてくれるといいんだけど 、、 まだ○○と出会ってから 停電は起きていない 。 だが 停電してばれるのも時間の問題 。 まぁ ○○になら大丈夫な筈 。
夜 ゴロゴロッ ?「 あ 、始まったね 」 桃「 ん 、ビクッ 」 ?「 あれれぇ? 怖いのらんさ〜ん ?」 桃 「 怖くないわ !! びっくりしただけだし 」 嘘だ 。 とてつもなく怖い 。 今すぐにでも ○○に抱きしめてほしい 。 桃「 ちょっと 温かい飲み物入れてくるね 」 「 なんかいる ? 」 ?「 お!ありがと 〜 んじゃ ココアで !」 温かい飲み物でも飲んで落ち着こう 。 そう思い キッチンに足を運び 、 ココアとコーヒーを淹れる準備をする 。 ふたりでお揃いのマグカップを手に取ったときだった 。 プツンッ 停電だ 。 桃「 ヒュッ 、 ん 、んぇっ うぅっ 、、ポロポロッ 」 パリンッ !! 桃「うえぇんっ 、いやだっ こわぁいっ !! グズッ 」 ?「!?」 「 らんらん っ !? 大丈夫 ?!! 」 桃「 ○○っ 、きてぇっ、グズッ こわぁいのっ 」 なってしまった 。 俺は暗い所にいると 少しだけ幼児退行してしまう 。 自分でわかっていても戻せないのだ 。 ただ今は怖くて 、抱きしめて欲しくて 独りは嫌だった 。 しかもお揃いのマグカップを割ってしまった 。 ふたつともだ 。 桃 「 カヒュッ ん、はぁっ 、ヒュウッはぁっっ、う、 ポロポロッ 」 ?「 大丈夫だよ 待っててね 、すぐ行くから !!」 暗くて見えないからか 、 なかなか抱きしめて貰えない 。 そんな中でも どんどん恐怖が積み重なっていく 。 呼吸も上手くできない 。 涙が止まらない。 桃「 ヒュッ けほっ!! ヒュッ ガハッ んっ 、うっ、、グズッ 」 ぎゅうっ ?「 らんらん 、大丈夫 ここにいるよ 」 「呼吸合わせてね 」 桃「 コクッ 」 やっと大好きな人の温もりを感じた 。 寂しくて 独りぼっちだったけど 、 もう独りじゃない 。 俺には○○がいるから 。 俺は○○に呼吸を合わせて 少し症状が収まった 。 ?「 暗いの怖い ? 」 桃「 うん 、、ごめん っ マグカップ グズッ 」 ?「 怪我ない ? 大丈夫 ?」 桃「 だいじょうぶ っ でも 、、」 ? 「マグカップはまた買いに行こうね 」 桃 「 うん っ 、ありがと 、 」 ?「 まだ停電収まんないね 、、 」 「 ちょっと懐中電灯持ってくるから ソファで待っててね 」 そう言って○○は抱っこしていた俺をソファに下ろす 。 俺は 独りになるという事実に また不安になってしまった 。 桃「 まって 、!! 行かないでぇ っ ボロッ 」 「 こわいっ 、さみしい 、 行っちゃダメなのぉっ !グズッ 」 ?「 じゃあ一緒に懐中電灯取りに行こっか 」 桃「 うん 、!」 俺は○○と手を繋いで 懐中電灯のある部屋に向かった 。 狭い物置部屋にふたりで入る 。 ○○が先に懐中電灯を手に取り 、物置部屋のドアの近くに向かう 。 俺も懐中電灯を持って ○○のいる方に向かい 、 一緒に部屋を出ようとした 。 窓が空いていたせいか 、風でドアが閉まり 狭くて暗い部屋には俺独り 。 ガチャンッ 桃 「 う、ポロポロッ 」 「 ぁ、○○っ 、!! やだぁっ 待って!! グズッ 」 「 おれも っ 一緒に行くの !うわぁぁっ!!グズグズッ 」 普通に考えればドアを開ければ出れる 。 だがこの時の俺には そんなことは分からない 。 ?「 らんらん 、大丈夫だよ 」 「 すぐ開けるからね 」 ガチャッ ぎゅうっっ 桃「 うえぇんっ !!やだやだっ!!! 」 ?「 大丈夫 大丈夫 、ひとりじゃないよ 」 「 怖くない 怖くない 」 桃「 ん 、ポロポロッ 、、、 」 ?「 あれ ? 寝ちゃったか 」 「 部屋行こうね らんらん」 ポスッ ?「 泣き疲れちゃったか 」 「 よしよし 頑張ってて偉いよ 」 「 さてと 保冷剤とタオル取ってくるね 」 ガチャン 目が覚めたら 懐中電灯の明かりがふたつ付いた部屋のベッドに独りだった 。 桃「 ○○、? ○○ っ!! どこにいるのぉっ 」 「 んぇっ 、こわいよ 、、 ポロッ」 ガチャッ ?「 戻ったよ 〜 」 「って らんらん ?! どしたの ?大丈夫? 」 桃 「 ひとりにしないでほしいのぉっ 、 」 「 ほんと っ こわいから、 」 ?「 ごめんね 、? もう置いてったりしない 」 桃 「 ん 、ぎゅってして ?」 ?「 ぎゅうっ!!もう かわいいんだけどぉ !! 」 桃「 んへへ 、、 // 」 ?「 よし ! 保冷剤にタオル巻いてあるからこれで目冷そうね 」 「 いっぱい泣いて目腫れちゃうからさ 」 桃「 うん 、ありがと、!」 ?「 いえいえ 」 「 明日落ち着いたら新しいマグカップ買いに行こうね !」 桃「 たのしみ 、 ! 」 俺は○○の 、優しすぎる所に惚れたのだ 。 🎼BL短編集をリメイクしたものです このチャプターは全部コピペです
コメント
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初コメでリクエストなのですが、 これのいるまくんって書けますでしょうか、!