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なんか、ごめん、見返すの忘れてて小説2回繰り返してるwwwwwwwwwwwwwwwwwwww気にせんといてwwwwwwwほんまにごめんなさい
彼は昔から人懐っこい子だった。俺が走れば後ろから走り追いかけてくる。小学校に上がって宿題を忘れて学校でやっていると俺の机の前に来て机の下からちょこっと顔を出す。めんどくさいと思うことも多くあったがそれよりも、人懐っこい彼を可愛いなと思っていた。
しかし、
中学になると体格差も大きくなり、俺と彼は真反対の人間となった。偏差値だって大きな差があった。気づいたら必要最低限だけ話す、顔だけ知っているような一人の同級生。幼馴染なんていう面影もない。そんななんの意味もない関係になっていた。
中学校で過ごした3年間が終わった。
お互い偏差値も違うし、目指す夢も違う。当たり前だが、違う高校へと進学して行った。
高校になると、「連絡先も知らない」「どの高校に行ったのかも分からない」そのせいで3年間全く話さなかった。
高校を卒業した直後俺はネットの世界へ飛び込んだ。
そこで目に入ったのが「歌い手」だった。
その時は詳しく知らなくて、でも、自分の声を世界中のみんなに聞いてもらいみんなを笑顔にするということは分かったから、素敵だなと思った。
その時、同時に自分もやりたいと思った。
自分の声には結構自信があったし、もし顔出しをするとなっても別に自分の顔に自信が無いわけではなかったから、大丈夫だろうと思った。
そうして、歌い手としてプラスにゲーム実況者として活動していくうちにフォロワーや、チャンネル登録者も増えて行った。
そんな中同じ歌い手として活動している人に出会った。いや、他にも沢山出会って声をかけたりたりしたが、この人は違った。
どこか聞き覚えのある声だった。小さい頃何百回も聞いた事があるような気がする。よく思い出せない。
その人には自分から声をかけに行った。
自分が思っていたことをそのまんま告げた。すると彼も俺の声を聞いて俺と同じことを思ったと言っていた。
「どこか聞き覚えがあります」って。
凄い奇遇だなと思った。そして、思ったんだ。会ってみたいって
「ぜひ会ってみたいです」と打ち込んではやめてまた打ち込んで消して、を繰り返し、やっと送った。
でも文章が変になってしまった。遠回しになってしまった。
桃『空いてる日ってありますか?』
凄い恥ずかしかったし悔しかった。くそぉ…と声が出てしまった。
けど、そんな後悔はすぐに吹っ飛んだ。
『明日なら、空いてますよ。桃さんも空いていたら○時に○○駅に来てください。会いましょう!』
全部伝わっていた。でも、いきなりすぎる。
明日…?明日…あした…アシタ…
は、?
自分から誘っといたくせにネットで出会って初めて実際に会う人だからなのかすごくドキドキする。
すぐじゃん。
桃『明日は空いてます。早く会いたいです』
あ、やば。早く会いたいとか、うわ、
思ってた以上にきっしょい。
でも、また救われた
『俺もです!』
また、鼓動が高鳴る。
その日はすぐにやってきた。と言っても「明日」なんだから当たり前だ。
「すみません…。待ちましたか…?」
また、聞き覚えのある声だった。
スマホをいじっていた手を止め顔を上げる
「いや、全然待って…」
「な、、…」
「…ぃ…」
顔を見た瞬間驚いた。
驚くのも当然だ。だって今、俺の目の前には、あの、幼馴染の赤が…いるんだから。
目の前にいる赤は、俺の方を見てきょとんとしている。
その顔はずっと前に見た顔より大人っぽくなっている。立派な男性の顔になっている。でも、彼は童顔だから年齢より幼く見える。白い透き通っているような肌は大きいくりくりとした目は桃色の唇は全部残っている。俺の知っている頃の顔の面影は沢山残っている。
そして、赤は八重歯を見せて笑った。
「久しぶり」
「あー、、」
なんて言ったらいいか分からなくて短い返事をし、気づいたら彼は俺の腕の中だ。
嬉しい。嬉しい。覚えていてくれて嬉しい。嬉しい。
「会いたかった…」
ぼそっと呟いた声は彼には聞こえていたみたいで俺もと彼はぼそっと同じように呟くように言った。
その時になってようやく気づいた。
あの時、可愛いと思ったのも。バカみたいな思考回路で赤に会えるかもってネットの世界に飛び込んだのも。会えると聞いてドキドキしたのも、きっと。
赤に恋をしていたからなんだって
多分これ最後の小説になります。
最後の桃赤での妄想です。
絵を描いたので載せとく。
なんか、絵ならリクエストとかあれば出来るやつなら描きます。↑ほとんど書かない
ていうか、最近ヒロアカにハマってる
勝デクしか勝たんまじ
轟出も相出譲れないが。
デクくん可愛いっしょ
でも、進撃が一番だ!