阿澄
ドンドンドン!バンバンバン!!!
阿澄
最近、私の部屋の外から誰かが窓を叩いてくる。 いったい誰なのかはわからないけど、すんごい怖い。 だから毎晩、毛布を被りながら怯える毎日だ。
阿澄
すると、今日はカーテンの隙間から叩く相手が見えた。 その姿は_
阿澄
髪の毛がボサボサで長く、血塗れだった。 顔はよく見えないが、体は痩せ細っており、明らかにこの世の人間ではない事を察せた。 昔からこういう『幽霊』は見えた方だが、やっぱり怖い。
阿澄
阿澄
謎の女
阿澄
謎の女
謎の女
阿澄
しまった、と思ったが遅かった。 声が漏れてしまってはもう逃げても無駄だ。
謎の女
阿澄
謎の女
阿澄
不審者
阿澄
阿澄
謎の男に口を塞がれ、何も言えなくなった。 必死に暴れまくって抵抗しようとするが、男の方が力が強いのもあって、すぐに力が抜けてしまった。
不審者
男は、私を乱暴にベッドに突き放した後、私に近づいてくる。 息遣いはすごく荒い。
阿澄
阿澄
謎の女
すると、血塗れの女が窓を通り抜けて部屋に入ってきて、男を突き放した。 本当に、さっきから何が起こってるかわからない。
不審者
阿澄
謎の女
謎の女
謎の女
不審者
謎の女
男は私の部屋のドアを開けて、出て行こうとしたが…
阿澄の母
阿澄の父
お母さんが警察を呼び、お父さんが男を押さえつけた。 そうして_
警察官
不審者
不審者は逮捕された。不審者というより、侵入者だが。 アレが夜遅かったせいか、逮捕が朝方になった。
警察官
阿澄
阿澄の母
阿澄
阿澄の父
阿澄の母
阿澄の父
阿澄
阿澄の母
阿澄
ちらりと女の方を見た。
謎の女
阿澄
私は正直に、最近の事を話した。 すると母と父は、ポロポロと泣き始めた。
阿澄の母
阿澄の父
阿澄
阿澄の父
阿澄
阿澄
阿澄
阿澄の父
謎の女
親は、リビングに移動した。 そして私は恐る恐る、彼女に聞いてみた。
阿澄
すると、さっきの怖い声が一変した。
謎の女
謎の女
謎の女
謎の女
謎の女
阿澄
謎の女
謎の女
阿澄
阿澄
謎の女
阿澄
阿澄
謎の女
阿澄
謎の女
阿澄
阿澄
謎の女
阿澄
謎の女
こうして、恩人の幽霊と暮らすことになった私だった。
作者天宮
作者天宮
作者天宮
作者天宮
作者天宮
コメント
2件
楽しそうすね(?)