少年は病院の布団の上で寝ていた
No.3
君!能力を
No.8
やべ!ばれた
No.3
なーんてね僕も能力を持っているんだ
No.8
え?何番なの?
No.3
No.3さ
No.8
えっ?!おじさんがNo.3なの?
No.8
ところでNo.2もここにいるの?
No.3
……
No.3
……
No.3
テレビを見てくれ……
No.8
えっ?
No.8
嘘だろ?
No.8
あいつが死ぬわけないだろ!!
No.8
一緒に政府をぶち壊すって決めたじゃないかーー
No.8
おい!!
No.8
逃げるのかよ!!
No.8
政府から逃げるのかよ!!
No.8
No.1はどこだ
No.8
ぶっ潰してやる!!
No.8
今なら負けねぇーーー
少年の手が真っ黒に染まる
No.3
や、やめないか!!
No.3
君はその能力のデメリットを完全に知らない!!
No.3
その能力は他の能力ほどデメリットがはっきりしていない
No.3
だが徐々に体の機能が壊れていく
No.3
精々あと力を使えて10回それ以上使うと完全に死んでしまう
No.8
死んだって構わねぇー!!
No.3
バカ野郎!!なんのためにNo.2がてめぇーを生かしてくれたのかわかんねぇーのか!!
No.8
No.2……
No.3
そして謝らせてほしいNo.1は俺の弟なんだ
No.8
えっ?!
No.8
お前の弟!!
No.3
すまない
No.8
とにかくあんたの能力ってなんなの?
No.3
硬化だ
No.3
硬化した秒数体が筋肉痛になるんだ
No.3
バカみたいなデメリットだろ?
No.8
えっ?!まってそのちか。
No.8
えっ!?No.0?!
No.3
No.0もいたのか?
No.8
あぁ
No.3
おい!!はやくテレビを消せ!!
No.8
なんでだよ!?
No.3
No.0が来るぞ!!
No.3
伏せろ!!
電柱からNo.0が現れた!!
No.0
おうおう
No.0
No.2にNo.3じゃねーか
No.0
俺はNo.1と戦いたいんだよ
No.0
雑魚はさがってな!!
No.3
伏せてろ!!
No.3
全身硬化!!
No.3が全身を固める
No.0
ざまぁみやがれ
No.8
それはどっちかな!!残り9回!!
No.0
ぐわっ!!
No.0が吹き飛ぶ