星野
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注意 ※VVT様のnmmn二次創作です ※ご本人様方とは一切関係ございません ※公の場での公開、共有等はおやめください 以上をご確認の上、大丈夫な方のみご覧ください
kr×sm 罰ゲーム
星野
担任のつまらない話がようやく終わった。
テスト期間。
それは、俺たちにとってはただの地獄だ。
周りから見れば点数はいいのだが、そういう問題ではない。
テストという言葉を耳にするだけで、全てのやる気を削がれるのだ。
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範囲を確認して、またため息をつく。
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肩を急にポンと叩かれて、後ろを振り返る。
それは恋人兼ライバルの金髪メガネだった。
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何を言いたいのだろうと首を傾げた。
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ニヤッと笑って、何かを企んでいる様子。
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なんか漠然としてるなと思ったが、それを口にするのは野暮だと思い言うのをやめた。
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了承して、参考書を開きながら彼と帰ることにした。
…少し見た彼の顔は、不服そうな顔をしていた。何故だろうか。
テストを受けてから1ヶ月ほどだろうか。
全ての教科の答案と素点表を返却された。
恐る恐る、合計点数を見てみる。
sm
500点中452点。
一教科大体90点といったところだろうか。
前回よりは上がったな、と思いつつ内心ガッツポーズを決め込む。
そういえば、と後ろを振り向いてみる。
kr
素点表を見て、ニヤニヤとしている。
相当点数に自信があるのだろう、油断はあまりできない。
…もう終わったことなので祈ることしかできないのだが。
とりあえず、ホームルームが終わるまで願っておくことにした。
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案の定、テストの結果に興味津々らしい。
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俺から易々と教えるわけもなく、とりあえず点数を探ってみるとする。
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テスト結果が返ってきてからの、この心理戦の時間が地味に好きだったりする。
kr
素点表をそれぞれ握りしめて、しばらく睨み合うという謎の時間が続いた。
どちらも頑なに口を開こうとしない。
…このままじゃ埒が開かないと思い、俺は一つ提案する。
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kr
確かに、と納得したらしい。
お互いに紙を持つ。
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kr
パサ、と紙の音がしてお互いの点数が目に入る。
456点…
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kr
ほんの少しだけ負けていた。
目の前で目を閉じて嬉しそうにガッツポーズをしている彼を見ていると、悔しさでいっぱいになった。
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kr
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なんとなく顔を見たくなくて、体ごと反対に向ける。
kr
むに、と後ろから頬を押される。
その指を退けて、そういえばと声をかける。
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いっそのこと口に出さない方が良かったか…
やられた、と思いながら渋々耳を傾ける。
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彼は耳元で囁くようにして言った。
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思わず顔をそちらに向ける。
彼は俺の頬に手を伸ばして、そっと撫でてきた。
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指の一本一本が髪や肌に触れる度に、少しくすぐったく感じる。
耳をすり、と触りながら彼は色々と考えているらしい。
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流石に我慢の限界で、彼の手にそっと触れる。
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彼は俺をじっと見つめてから、あ、と閃いて限りなく命令に近い提案をした。
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正直、もっとやばいこととかもっと変なことをさせられそうと思っていたので拍子抜けした。
…いや、少し期待していたのかもしれない。
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彼は何かを企むような顔で言った。
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言ってる意図がわからず、眉間に皺が寄る感覚がする。
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なぜかため息をつかれたと思ったら、彼は俺の頬を包み込む様にして固定した。
だんだんと顔が近づいてきて、目を閉じてしまう。
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ふに、と触れるだけのキスをされた。
耳に熱がこもって、目をちゃんと開けられなくなる。
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平然とそんなことを言ってきて、更に恥ずかしくなる。
そして、先程の発言の意図も段々と飲み込めてきて頭がパンクしそうになる。
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彼の手元には紙がなくなっていて、今にでも家に帰ろうとしていた。
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…正直、もっと深いのをされると心の奥底で期待していたなんて言えなかった。
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さっきの顔の熱さを掘り返された様な気分になりながら、鞄を手に取った。
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kr
先ほどの雰囲気など無くなっていて、手を繋ぐなんてこともなく、帰りにコンビニに連行された。
…そこでアイスを買って、半分ずつ食べたのはまた別の話だが。
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コメント
1件
無いと思うけど、、 続きが気になる、…!! 頑張って下さい!!