テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
鈴木
鈴木
...夜の都心部の一角にある汚れた街に、 孤児院を離れたばかりの社会の常識も分からない1人の年端も行かない少年が。
此の街は成人前の子供が夜に出歩いて良いような街ではなかった。
...少年は何者かに路地裏へと手を引かれ、暗闇へ消えた。
少年は酷く怯えていた。
数人の男に囲まれる恐怖。男達の乱暴な手付き。 痛みに混じって湧き上がる、極めて少量の未知の快楽。 意味をまだ知らぬ行為が終わった事に対する安堵。
肌けてしまった衣服の事を気に留める余裕等ある訳はなく、 見知らぬ男達の体液を浴びたまま少年は震えていた。
震える唇から「たすけて」等声に出せる筈もなく、 少年は黒い液体に飲まれていく意識を手放した。
芬
此の街に来たばかりの事を思い出すと、 胃の中の物を全て吐き出してしまいそうになった。
あんな記憶、早く忘れてしまえたらいいのに。
そんな思いも全て指先に込め、スコープを覗いた。
芬
破裂音の様な銃声が響けば、窓ガラスの向こうに汚い紅が広がるのが見えた。 ...脳幹に命中させた事を確認し、すぐさまその場を後にした。
コメント
4件
昔…かぁ 苦しかったんだなってのが伝わりました(?) やっぱり芬はスナイパーですよね👍 普段の可愛さとスナイパーのギャップすごいすきです(?)
フィンランド…ちっちゃい頃強〇された事が…それはそうとして今は凄腕スナイパーとかかっこよすぎません!?!?この最高な小説を読んでちょっとだけですけど鼻ずまりが改善したかもしれませんありがとうございます!(?)