ゼル
今日は、ゼルです。
ゼル
怪異…というより、学園編にやっっっっつと入りました。
ゼル
あ、組織さん達は次の話で出そうと思ってます。
ゼル
では本編どうぞ。
善一
ああ…地獄だった…。
ナバ
はいはい、全教科100点おめでと。
地獄って言ってる割にはよく100点取れたね。
地獄って言ってる割にはよく100点取れたね。
善一
何か問題でも…?
ナバ
ないよ?ないったら、ないよ。
善一
…本当にか?
ナバ
ないって事を拳で表してやろうか?
善一
…ごめん。
ナバ
…んじゃ、帰ろっか。
善一
…舞?
善一
どーした?
舞
ああ、起きてたのね。
善一
いや、寝たい。
何時だと思ってんだ。
何時だと思ってんだ。
舞
え?10時。
善一
寝かせろ
舞
断る。
まぁ、これ見てくれない?
まぁ、これ見てくれない?
善一
いや、怖ぇよ。
…で、これなに?
…で、これなに?
舞
いやね…昼に体育館の舞台裏で撮影してたのよ。
善一
なんで撮影してた?
舞
まぁ…なんか幽霊いるって噂で撮っただけよ。
善一
よう一人で行ったな…。
舞
…まぁ、それはいいのよ。
で、問題はその目。
その写真、体育館の演劇部準備室のなの。
で、問題はその目。
その写真、体育館の演劇部準備室のなの。
善一
…それで?
舞
…これ、ネガがあって演劇部に見せておきたいんだけど…いいかしらね?
善一
ダメに決まってんだろ。
舞
ダメ…?
善一
ダメ。つか、どう考えてもおかしいだろ。なんで目なんてあるんだ?人がいるのか…?
舞
そう。人、よ。
善一
…人…?
舞
…もし、人がいるのかどうか、調べたいのよ。
手伝ってくれる?
手伝ってくれる?
善一
いや…俺は…
舞
楓夏とナバもいるわよ。
善一
楓夏…?なんでアイツがこんな危険なのに…?
舞
役に立ちたいって言って聞かなかったのよ。
で、善一はどうするの?
で、善一はどうするの?
善一
…行く。危ない目には逢わせたくないし。
舞
…セコム発動…ね。
善一
セコムじゃないんだが?
舞
あら…楓夏が包丁持つだけでも心配そうにしてる馬鹿いとこがなに言ってるのかしら?
どう考えても、過剰なセコムでしょう。
どう考えても、過剰なセコムでしょう。
善一
…………。
舞
いや、セコムと言うより恋愛感情を越えて家族と見ている様な執着かしら?
舞
まぁ…完全に一線を越えたメンヘラみたいな、そんな感じ?
善一
めっ…メンヘラじゃない…。
舞
…そう…。
メンヘラじゃない…メンヘラじゃない…ね。
メンヘラじゃない…メンヘラじゃない…ね。
善一
そ…そもそも楓夏にそこまで感情向けてない…。
舞
…さて…その言葉を楓夏に伝えたらあの子泣きそうね。
善一
伝えんでくれ…楓夏の泣き顔は見たくない…。
舞
…なんかごめんなさい…。
善一
うん…とりあえず、明日体育館行けばいいか?
舞
ええ…。
善一
ああ、でも…。
先生に伝えとこうぜ。
先生に伝えとこうぜ。
舞
先生?誰いたかしら…。
善一
冬休み終わり前頃だから…ぜんまい先生しかいないな…。
舞
……善一、先生に写真の事伝えといて。
善一
はいはい…。
善一
…ぜんまい先生。
ぜんまい先生
亀田 碧だ。
…なんだ?
…なんだ?
善一
この写真、見て貰っていいですか?
ぜんまい先生
…なんだ?この目の写真。
善一
…体育館演劇部準備室のなんですけど…人がいますよね。
ぜんまい先生
…だな。それが?
善一
出来れば、演劇部に伝えたないで欲しいんです。
ぜんまい先生
…ネガはあるのか?
善一
ネガ?えっと…教室です。
ぜんまい先生
…そうか。
善一
(あ…写真取られた…)
舞
ちょっと善一!
善一
うぇ?な、なんだ?
舞
ネガは何処?
善一
ネガ?いや…俺は先生のとこ行ってその後購買行ったぞ?
ネガが何処だなんざ知るわけないだろ…。
ネガが何処だなんざ知るわけないだろ…。
舞
そう…そうよね…。
ナバ
(…舞の机以外荒らされてない)
善一
(舞の机以外荒らされてないな…犯人は舞の何かだけを狙っていたのか…)
楓夏
(…ネガだけがない…)
善一
(消えたものはネガ…何故ネガだけを狙った?写真に撮られてはマズイ事があったのか?でも一体誰が…)
善一
(…調べなきゃ分からない)
善一
…舞、体育館演劇部準備室に行こう。
舞
え?
善一
調べるんだよ…その目の持ち主を。
ゼル
ねぇ、俺いないんだけど?
ロア
いや、それは…。
ゼル
俺の出番は?
ロア
さ、最終的にあるから!な?
ゼル
…アディオス。