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蘭
志那
遡ること数分前
月日が巡るのを感じる。 かれこれ先輩とゲーム をし始めて、 結構な月日が経った事になる。
そして未だに……
志那
蘭
志那
蘭
志那
私が先輩の動きを認識する前に、 壁に押し付けられ、 顎をクイッと持たれた。 所謂壁ドンとやらをされているのだ。
蘭
これは本心なのか、 ふざけて言ってるのか、 私には分からなかった。
志那
蘭
志那
蘭
志那
驚いた顔したあと、 ばっと私から体を離した先輩 さっと後ろを向いて去っていって しまったので、あとの表情は 分からなかった。
志那
でもちょっと、 あの光景は よかったかもしれない。 密かにこう思う自分が どこかにいた気がした。
竜胆
志那
志那
竜胆
志那
竜胆
竜胆
竜胆
志那
竜胆
竜胆
竜胆が何かを思い出したかのように 教室に入る前に話した。
竜胆
竜胆
竜胆
志那
竜胆の声が何時に泣く真剣だった。 だけど私は、返事ができなかった 何かが起こる、悪い予感がしたからだ。
竜胆は絶対だかんな? っと言って教室の中にさっさと 入って行ってしまった。 私はしばらくその場に留まり、 動けなかった。 下を向いた私の顔は どんな顔をしていただろうか。
私が先輩とこのゲームを始めたのは 1度でいいから人を愛して見たいと思ったから。 私のことを愛して欲しいと 思ったから。
感情が薄い私でも、学校でイケメンと 有名な蘭先輩なら、 さすがに惚れるだろう。 そう思った だから私は、このゲームを始めた
愛が生まれなかったらそれで終わり。 キッパリ勝敗を渡して、 もう合わないつもりだった。 このゲームはただクズな私の 自己満足のための、 クソゲーだ。
この冷酷でクズな私を、 どうぞ落としてみてください。 蘭先輩___