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……放課後、
私は小説の妄想を考えながら、学年全体の人達が帰るのを教室で待った。
羽島 咲友
私は教室を一旦出て、他クラス全員帰ったかを見に行く。
羽島 咲友
全員が帰ったのを確認し、私は教室に戻り、日々の日課を開始する。
私はカバンからカッターナイフを取り出して、頬に切りかかった。
サク、ッ
羽島 咲友
頬からはかすり傷を作っただけだからか、少量の血が出てきた。 いつも皆が戯れている教室、流れ出る血、手にはカッターナイフ、苦しいリストカット。 私はそれが一番の”快楽”だとこの時は思っていた。
羽島 咲友
腕に刺そうとしたが、直前で私はやめた。いつも制服が長袖で、腕をリスカしていてもバレないのだが、明日は体育。一時的に体操服に着替えるため、半袖になる。 そう考えるとバレてしまうので、直前でカッターナイフを持ってる腕が止まった。
羽島 咲友
羽島 咲友
私はカバンから絆創膏を取り出し、 傷をつけたところに貼る。
羽島 咲友
私は清々しい気持ちになりながらも日々の日課を終え、ドアまで足を運ぶ。
……ドアには、まるで待ってたよと言わんばかりのポーズで、毛先が金髪の男子が待っていた。 そしてこのクラスに毛先が金髪の男子は一人しかいない。 そう。それは⎯⎯⎯⎯⎯⎯
光野 晴明
羽島 咲友
ドアの前には、私と隣の席の光野君が居た。光野君の様子を見る限り、終始全てを見ていたのだろう。 そして光野君は、不気味な程ニコニコしながら私の顔の様子をのぞき込む。
光野 晴明
羽島 咲友
その目は全てを 見透かしているような───────
光野 晴明
今1番聞かれたくない言葉が返ってきた 心臓が跳ねた。 ビク、と私の本心も揺るぐような感じがした。
羽島 咲友
光野 晴明
だが、こうやって───────
光野 晴明
攻められるのも、悪くはない。