TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

蓮と紗倉

一覧ページ

「蓮と紗倉」のメインビジュアル

蓮と紗倉

160 - ごめん…。

♥

516

2020年12月27日

シェアするシェアする
報告する

楽屋

今日はバライティ番組の収録

…紗倉と共演。2人で。

楽屋は別々にならないし… 気まずい雰囲気が漂う。

目黒蓮

…よ、よろしくな

紗倉

…うん。よ、よろしく

少し…具合が悪そうだな。

目黒蓮

大丈夫か?

紗倉

ん?

目黒蓮

顔色悪いぞ

紗倉

大丈夫だよ

とか言って、今もすっげぇ 頭痛そうじゃん。

目黒蓮

紗倉、薬は?

紗倉

え?なんで…?

目黒蓮

頭痛いんだろ。ちゃんと薬飲め

紗倉

大丈夫だって

目黒蓮

紗倉、無理だけはするな。

目黒蓮

そのままだと収録中も頭痛いままだろ。

紗倉

…薬、切らしてる。

目黒蓮

…え、

紗倉が飲んでる薬は痛みが 酷かったりする時に飲むもの…。 切らしてるってことは、飲む回数が増えてる…ってことだよな。

目黒蓮

紗倉。いつからかこの薬飲む回数増えた?

紗倉

先週あたり…くらい

目黒蓮

先週…。

距離置くようになった頃だ。

そういえば、薬…家に 少しだけあった気がする。

目黒蓮

少し、ここ離れるけど

目黒蓮

大丈夫か?耐えられるか?

頭痛が酷いと倒れることがある紗倉だから、1人にすることは危険…なら!

目黒蓮

マネージャー呼んでくるから

目黒蓮

ちょっと待っててな?

紗倉

うん

マネージャーが駆けつけてくれた

目黒蓮

マネージャー、俺の家の鍵渡すから

目黒蓮

玄関から2番目のドアの寝室の入って入口のところに紙袋があると思うから持っていてくれない?

マネージャー

了解。

マネージャーは走って向かっていった

目黒蓮

大丈夫だからな。

紗倉が冷や汗をかき始めた …頭痛が酷くなり始めているの かもしれない

目黒蓮

紗倉、俺の目みて?

紗倉

…ん?

目黒蓮

よく頑張ったな。大丈夫だよ

目黒蓮

1人で具合悪いの我慢してたんじゃないのか?

目黒蓮

1人で抱え込むなって言っただろ?

目黒蓮

俺とかみんなにちゃんと言えって約束したはずだよ。

紗倉

…だって。

目黒蓮

ん?

紗倉

これから蓮…に、迷惑掛けないように…って

紗倉

頑張ろうって思ったから…

目黒蓮

そっかそっか

俺は、泣いてる紗倉にハグをした

紗倉

…ダメだよ

目黒蓮

弱ってる彼女にこんな事しかできないんだけらさせてよ

目黒蓮

薬が届くまで横になってよっか

紗倉

…うん

俺の脚を枕にして紗倉をよこにした

目黒蓮

眠かったら寝ていいよ

距離を置くとか今はどうでもいい。 それより紗倉だ。

1週間もたってるんだよな。 1週間でこんなにも弱ってしまったら 1年も経つとどうなって しまうんだろう。

あぁ。紗倉の寝顔 久しぶりに見たな…。

よく見たら目の下にくまができてる

寝れてなかったのかな。

マネージャー

おまたせ、、。

マネージャー

ってあれ、、。

マネージャー

寝てる…。

マネージャー

おーい目黒。薬もってきたぞ

目黒蓮

…ん、あ、?

いつの間にか…寝てた

マネージャー

薬。これで合ってる?

目黒蓮

あ、ありがと

目黒蓮

マネージャー

マネージャー

ん?

目黒蓮

後で話あるんだけど…いい?

マネージャー

いいよ。紗倉のことだろ?

目黒蓮

…うん

マネージャー

先に薬飲ませてやりな?

目黒蓮

紗倉。

紗倉

…ん、、?

目黒蓮

薬飲も?

紗倉

うん

この後悔…その先ずっと 消えないだろうな。

もしこのまま。俺が 気づかなかった…。

とか考えてしまう

でも、ごめん。しか 言えないんだろうな。

loading

この作品はいかがでしたか?

516

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚