河志木 優
花村 修二
河志木 優
花村 修二
花村 修二
河志木 優
花村 修二
こうして何気ない日々が通り過ぎて行く。
ねえ修ちゃん。
私だけだよ、修ちゃん
ー2日目ー
河志木 優
花村 修二
河志木 優
河志木 優
花村 修二
ー3日目ー
お母さん
お父さん
お母さん
扉越しに聞く声は、私の親だ。
河志木 優
お兄ちゃん
河志木 優
お兄ちゃん
河志木 優
河志木 優
お兄ちゃん
私は走って家を出た。
河志木 優
花村 修二
ギュ…
花村 修二
河志木 優
修ちゃんは私だけの物。
私にしか見えない聴こえない。
見えないし聴こえないからこそ
私には得がある。
修ちゃん。修ちゃん。
私ももうすぐ逝くからね。
私と一緒になって
誰にも。
見える誰かにも見させない。
聴こえる誰かにも聴こえさせない。
喋らせない。
修ちゃんの
声も、顔も、体も、心も。
全部私だけの物。
修ちゃんが本当に私を大切にしてくれるなら…
誰とも喋んないでしょ。
河志木 優
花村 修二
ありがとう修ちゃん。
私、そっち逝くね。
さようなら、皆。
ー4日目ー
お母さん
お父さん
お兄ちゃん
お医者さん?
お医者さん?
お父さん
お兄ちゃん
お母さん
お父さん
お母さん
お兄ちゃん
修ちゃん、一緒だって。
花村 修二
花村 修二
河志木 優
花村 修二
河志木 優
花村 修二
河志木 優
花村 修二
河志木 優
花村 修二
修ちゃん
修ちゃん
大好きだよ
だから…
離れちゃ駄目…だから。
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