テラーノベル
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今日は、一ノ瀬さんの結婚式。
ガーデンタイプの、カジュアルだけどオシャレな 親しい人だけの式だ。
たまにみんなで飲みに行く関係になっていた私たちも、お呼ばれした。
楓
藤崎 夏恋
橘 綺世
綺世先輩がそんなことを言うもんだから みんなつられてしまう。
藤崎 夏恋
藤崎 夏恋
そんな言葉を漏らしながら、 みんなで幸せそうな二人を見つめていた。
その時、
…
――え?
聞き間違えるはずのない声。
心臓が、大きく跳ねた。
ゆっくりと振り返る
人の間から見えた、その姿
忘れるはずなんてなかった
二年経っても、一度も忘れたことなんてなかった。
藤崎 夏恋
声が出ない
ただ、目の前にいるその人を見つめた
すると彼は、少しだけ笑って――
両手を広げた
神崎 玲司
その一言で、張りつめていたものが全部、崩れた
気づけば、走り出していた
考えるより先に、身体が動いていた
その胸に飛び込む
懐かしい香り
温かい体温
ずっと、ずっと会いたかった
藤崎 夏恋
声が震える
強く抱きしめられた瞬間、涙が溢れた
神崎 玲司
latte
鷹槻れん

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鷹槻れん

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臣桜
49,198
コメント
1件
もう52話まで来たんですね。結婚式の温かい空気の中で、まさかの神崎部長再登場——「おいで」の一言で張りつめていたものが崩れるシーン、胸が熱くなりました。二年ぶりの再会に走り出す夏恋、抱きしめられて涙が溢れる瞬間、その切なさと嬉しさがひしひしと伝わってきました。latteさんの巧みな間の取り方に、また泣かされましたよ。