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異世界問題調査隊

第14話 - 2人組

2024年08月27日

#一次創作

#参加型

#ファンタジー

#異世界ファンタジー

彗奈🍬🌙

愛月ニイナ

あっ来た

雀田飛鳥

ごめん
遅くなった

愛月ニイナ

ええよ〜別に

雀田飛鳥

……チェス、どこから持ってきたの？

時雨由来

そこら辺に捨てられてた

雀田飛鳥

そんな扱いなの？？？

雀田誠

とりあえず突撃するぞ、
部屋数が多いから2人組に分かれるかのぉ

耶月祐衣

じゃーくじ引き！
くじとって！

望月紅煉

用意良くないか……？

雀田飛鳥

それで私は貴女と一緒と……

紬零

ｺｸｯ

雀田飛鳥

よし、それじゃ行きましょ
とっとと発見して潰さなきゃ苛立ちが収まらない

紬零

(何があったんだろ……)

紬零

『ひろ！？』

雀田飛鳥

図書室かしら
こういう広いところ、ホラーではおあつらえ向きね

紬零

(青鬼を思い出すなぁ……)

雀田飛鳥

あっ、ストップ

紬零

『どうしたんですか？』

雀田飛鳥

ほら、あれ

飛鳥の視線の先には紬そっくりの人間がいた

紬零

『あれですね……
本物そっくり……』

雀田飛鳥

マノがいるかいないかで判別できるの、有難いわね

雀田飛鳥

私が倒してきてあげる
あんたはそこで待機

紬零

『は、はい！』

雀田飛鳥

ん、いい子

雀田飛鳥

さてと……

雀田飛鳥

死ねごらぁぁぁぁぁ！！！

紬零

(イラついてるの……ホントなんだなぁ……)

雀田飛鳥

結局何もなしか

紬零

『この先も居るかもしれません。慎重に進みましょう』

雀田飛鳥

そうだね、ドッペルゲンガーが復活するかもだし……

雀田飛鳥

(いや待てよ……
復活したら弥佳来るんじゃね……？)

雀田飛鳥

やっべ急げ世界の危機だ！

紬零

『今更ですか！？』

雀田飛鳥

何ここ……

こつこつと遠くから足音がやってくる

紬零

『誰か来ます！隠れて！』

雀田飛鳥

お、おう……

物陰に身を潜める

耳を研ぎ澄ますと少女の低い声と若い男の声が聞こえてきた

侵入者？各異世界に？

そーだ……面倒なことになったな……

殺せば？

いやいやいやいやｯ！？
さすがにそんな短気じゃねぇよｯ！？

そう？お兄さんならやりかねないでしょ？

いや、俺はそんな気ねぇよ……

そこに隠れてる2人も
戦意はなさそうだしな

紬零

(ば、バレてる……どうしよう……)

雀田飛鳥

……

出てこないってことは暗殺するってことでいいかしら？

いやいやダメだって！！！ダメですって！！！

雀田飛鳥

(この状況、どうしましょ……)

雀田飛鳥

(2人は確実に近付いてきてる、まだ結晶も見つかってない)

雀田飛鳥

(このまま待てば確実な死か……)

雀田飛鳥

(よし)

雀田飛鳥

逃げちゃえ☆

紬零

ひゅｯ……

紬が声にならない悲鳴をあげていたのは飛鳥の耳には入らなかったらしい

全速力で駆けて行った

……逃げられたわね

てか何殺そうとしてんの！？いや、色々と危ないけどさ！？

黒髪の方、追いかけてきたら殺すって雰囲気だったけど？

その場合はまぁ……どうにか

具体案を出せ

すみません……

雀田飛鳥

死ぬかと思った

紬零

『当たり前です！！！』

雀田飛鳥

とりあえず通信機能で知らせとくか……

雀田飛鳥

『こちら飛鳥
よくわからん2人組に遭遇
殺気立っていたので注意されたり、繰り返す』

紬零

(こういう所はおじいさんと似てる……)

紬零

……ぁ

控えめに、紬が飛鳥の肩を叩く

雀田飛鳥

ん、なに？

紬零

『あれ、結晶では？』

妙な台座に置かれてはいるものの姿形はよく見るいつもの結晶だった

雀田飛鳥

確かに……

雀田飛鳥

壊す？

紬零

『もちろん』

雀田飛鳥

日本刀【テルム】

雀田飛鳥

それじゃ、壊すよ

こくんと紬がうなづいた

紬零

(？なんだろ、今回の結晶)

紬零

(ギラギラ光って……？)

雀田飛鳥

っ！？ここまでやるかよ！？

雀田飛鳥

紬ｯ！私の下にｯ！

飛鳥が紬を床に押え物陰に隠れた

次の瞬間

目を照らすような眩い光と体を焼き焦がすような灼熱

そして耳を劈く爆音

ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫｫﾝｯ！！！！

雀田飛鳥

うっそうっそ冗談でしょ……

紬零

(や、焼け野原……)

天音莉乃

おーい！大丈夫ですかー！？

星見煉華

急に建物が吹き飛んで……何があったの！？

雀田飛鳥

私にもさっぱり……
あ''ちｯ！火傷した……ｯ

深崎珠零

今すぐ冷やさないと今すぐ冷やさないと冷えろ冷えろ冷えろ冷えろ

雀田飛鳥

圧がすごい……

笹波奈津

にしても、どうしてこの様な蛆虫レベルの低能な罠を張りましたの？

遊良木遥

ナチュラルな悪口……
僕たち、はめられたのかも

松田綾斗

でも、誰が何のために？
わざわざやる意味ある？

紬零

……

紬零

(結晶を守るため……いや違う……)

紬零

(さっきの2人組、私達を邪魔者と認識してた)

紬零

(きっと私達を吹き飛ばすために……)

神無月澪

おい、ひとついいか？

零

どうした？

神無月澪

なんでアイツら空飛んでんの？

マノ

誰のことをい＿＿

マノの言葉を遮るように

ニイナの肩に光の弾が撃ち込まれた

愛月ニイナ

い''~~~~ｯ！？

星見煉華

ニイナちゃんｯ！？
止血しないと……

あら、心臓を狙ったはずなのに……

やーい外してやんの

どつき回すわよ

ういっすすいません

笹波奈津

人を撃った後平然と会話するなんて、余裕がありすぎてその口にミサイル詰め込みたくなりますわね

望月紅煉

流れ出る悪口……
でも今回ばかりは同意かも

天音莉乃

何者なんですか、あなたたち

俺らはな〜
『火狩』っつ〜組織の一人なんだよ

遊良木遥

ひかり……
希望とは相反しすぎてるね……

松田綾斗

それで個人の名前は？
早く教えてくれないと、怒りで手が出そうになるんだけど

怖ぇから早く教えましょうよ姉貴ぃ……

お前の方が地位高いだろ……

……はぁ
私の名は『スーザン』

スーザン・アンロッゾ

そこのが『オリバー』
自立思考型のAI

オリバー

スー、俺の紹介の仕方だけ雑くない？

スーザン・アンロッゾ

うるさいなぁオリー
文句言わないで

オリバー

あ、ういっす

耶月祐衣

へぇ？仲良しでいいねぇ？

雀田飛鳥

そんなこと言ってる場合か！

雀田誠

飛鳥

雀田飛鳥

協力ね
人使いが荒いこと！

スーザン・アンロッゾ

……歯向かう気？

雀田誠

それ以外に何があると思っておる

オリバー

確かにねぇ

オリバー

『戦闘モデルへ並行します。システム起動。オールグリーン』

オリバー

『敵を確認、弾道計算。
計算終了。補正完了』

オリバー

『攻撃を開始します』

雀田誠

来るぞ、用心せい

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すごく面倒そうなのがご登場したなぁ罠やばない？？結晶は物理だけなんだっけ効くの…？

今回もめちゃくちゃ良かったよ！！！！まぁ…飛鳥ちゃんのストレスは地獄に行けるレベルやね！！！(？) あら、面倒いのとヤバいAIが居る。本当に面倒くさいんだろうなー…(？) 次回も楽しみに待ってるね！！！！

青鬼はマジで同意した

彗奈🍬🌙

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