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アニマル組のビル 2F.会議室

コンコン

猫メイド

失礼します

ガチャ

ドアを開け、頭を下げたメイドはドアの隅に寄り、ハート達を先に行かせた

ハート

失礼します

ハートが先に入ったその時

ブン!

正面から何かが飛んできており、ハートはすぐに足蹴りをした。

シュッ、タッタッタッ!

ハートの足蹴りを避け、後ろへ下がった。

へぇ〜かなりの反射神経だな

黄緑の亀のお面にボサボサな茶髪。口元まで黒いジャージにダボダボな黒いズボンを履いており、緑の運動靴。ハートより背が大きい男

ハート

いきなり、攻撃してくるとは失礼ではありませんか?

『そうか?俺はお前達がどんな奴らなのか、確認したかったからな』

スペード

えぇ…そんな事したら、アニマル組のボスに怒られないの?

『しょっちゅう怒られてるよ!1日5回も』

いつの間にかスペードの隣に立っていた。

スペード

にゃゃゃ!!!!いつの間に!?ฅ(º ロ º ฅ)

クローバー

反射神経が強いスペードちゃんでも気づかないなんて

スペードはクローバーの後ろに隠れ、クローバーはスペードの頭を撫でながら、話を聞いた

『うふふ!ごめんね!アタシ、他の組に会うの嬉しくて!』

青髪の三つ編みをふたつ縛っており、黒い兎の耳のカチューシャ、肩を出し、黒いベースに白いフリルに赤いリボン。赤と黒のスカート、黒ストッキングに黒い革靴にリボンが着いていた

猫メイド

皆様、こちらが今回の任務にご一緒に向かうお2人です

猫メイドに二人は2列に並び、自己紹介をした

アカヤマ

どーも、アカヤマだ。よろしく

首に手を当て、目を逸らした。

ダイヤ

何か腹立つわね…(^ᵕ^ꐦ)

ハート

まぁまぁ…それで、そちらのお嬢さんは?

すると、室内は突然真っ暗になった

アニマル組 2F.会議室

カラフルな光が正面のステージ場に照らしていた

スペード

えっ!何!?あんな所にステージ場あったの?

ダイヤ

確かに、会議室にあったのかしら?

その時、また真っ暗になり、光が出ると真ん中にさっきの兎の女が立っていた

『みんなぁー!アタシのために来てくれてありがとう!』

手にマイクを持ち、手を振る女。状況が呑み込めないマスカレード組は呆然としてしまった

クローバー

えっと…これって

ハート

ひょっとして…ライブでもするのでしょうか?

アカヤマ

あぁ…始まった

アカヤマは腕を組み、呆れた。すると、どこからか音楽が流れていた、ポップな明るい曲

ミミック

マスカレード組のみなさーん!アタシはキュートなアイドル、ミミックよ!覚えて帰ってね!

ハート

キュートな

ダイヤ

アイドルって…

ハート達は言葉が出てこなく、ライブが始まったが…

プチッ

音楽が止め、アカヤマはミミックの背後に行き、担ぎハート達の方へ走った

アカヤマ

悪ぃコイツ、歌始まるとこの世の終わりだ

ミミック

何がこの世の終わりよ!離して!

アカヤマ

とりあえず、内容を確認をするぞ。ここじゃなんだし、あそこで話すぞ

そう言ったアカヤマはハート達を案内した

ハート

ここって会議室では無いのですか?

ミミック

ここは1個目の会議室。もう1つあるのよ

ダイヤ

その格好で言われると(¯―¯💧)

アニマル組のビル 3F.会議室

三階にある会議室は室内とは思えない、外に出たかのように花畑だった

ハート

花がいっぱいだ

ダイヤ

こんなに沢山あるなんて…

アカヤマ

おーい、ここだ

アカヤマの声の方へ歩くと、真っ白なガーデンが置いてあり、ハート達は座った

スペード

わぁ!ガーデンあるなんて、凄いねクローバー姉

クローバー

そうね、今度私達の所にもガーデン設置してみようね

すると、アカヤマは資料を渡した

アカヤマ

んじゃ、改めて説明するぞ

スペード

あれ?うちらの紹介は?

ミミック

マスカレード組は代々知ってる

全員、資料を目を通して会議が始まった。

アカヤマ

デス・ロウ団が狙われるのは人気モデルYUMEという女性

スペード

YUMEってクローバー姉が担当している人だよね?

クローバー

えぇ、YUMEちゃんは私の担当。まさか狙われるなんて

ミミック

えぇー!お姉さんってYUMEの担当してるの!?いいなぁ!

流石、人気モデルYUMEは組織の一員も知られている。

ハート

いつどこで狙われているのか

スペード

ねぇ、1つ気になる事があるけど

スペードの問に皆はスペードを見た

ミミック

なぁ~に?スペちゃん

スペード

す、スペちゃんってうち?

ミミック

そう!写真に写ってる以上に可愛いね!

少し照れたスペードはクローバーの腕を組んだ

ミミック

可愛い~!

クローバー

それで、スペードちゃんは何か気になるの?

スペード

この事って警察は知ってるの?

その事に皆はポカーンとした。

ダイヤ

警察はこの事は知らないはよ。むしろ…

スペード

むしろ?

ダイヤ

いや…余り話すと怒られるからね

スペードは首をかしげた。アカヤマは口を開いた

アカヤマ

これは裏の警察がOKしたんだ。だから俺達が行くんだ

ハート

だから、警察は余り僕達を探らないんだ

スペード

なるほど、だからうちらはこんな事しても探らないんだ

アカヤマ

てかこの組入って何年目だ?

アカヤマが聞くと、スペードから話した

スペード

3年目

クローバー

20年目

ダイヤ

13年目

ハート

17年目

クローバーの年目に皆は注目した。

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