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コメント
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めっちゃかっこいい‼️
こんちゃ(*・‐・*)/ mahoro✧︎*.+゚です! この作品では曲パロをやっていこうと思います! まずはこの曲から...
フォーエイトのゔぁリザで、
カンザキイオリ様から 《あの夏が飽和する。》 ※1部小説を参考に書いております。
アマリザ
わかゔぁ
君はそう言っていた。
アマリザ
梅雨時ずぶ濡れのまんま部屋の前で泣いている。
わかゔぁ
アマリザ
夏は始まったばかり。 それなのに君は酷く震えていた。
そんな話で始まるあの夏の日の記憶だ。
わかゔぁ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
そんな君に俺は言った。
わかゔぁ
俺らは出ていく準備をする。 財布を持ち、ナイフも持って、 携帯、ゲームを鞄に詰めて
わかゔぁ
アマリザ
あの写真も、あの日記も... 今となったらもう要らないから。
人殺しと、ダメ人間の 君と俺の旅だ。
そして僕らは逃げ出した。 この狭い狭い世界から。
家族も、クラスの奴らも何もかも全部捨て
君と二人で。
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
アマリザ
わかゔぁ
何も悪くないよ。
結局俺らは誰にも愛されたことなど無かった。
そんな嫌な共通点で俺らは簡単に信じあっていた。
わかゔぁ
君の手を握る。 微かな震えはすでに無くなっていた。
誰にも縛られず二人、線路の上を歩いた。
金を盗み、2人で逃げる。 どこにでも行ける気がした。
今更怖いものは俺らにはなかった。
アマリザ
わかゔぁ
額の汗も...
わかゔぁ
アマリザ
落ちたメガネも...
アマリザ
アマリザ
わかゔぁ
アマリザ
アマリザ
自分は何も悪くない。 誰もがきっと、そう思ってる。
宛もなく彷徨う蝉の群れに
水も無くなり揺れ出す視界に
迫り狂う鬼たちの怒号に馬鹿みたいにはしゃぎあい
君は俺が背負っていたカバンからナイフを取り出した。
アマリザ
俺は人質に取られた。
わかゔぁ
汗が垂れる。 夏草の匂いに混じり、汗と、泥の匂いが鼻を掠める。
アマリザ
俺の言葉に君はそう呟いた。
君は顔を歪ませ
体を震わせ
諦めず警官にナイフを突き出し叫んだ。
アマリザ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
君は片腕で俺の首を抱えて
もう片方の手でナイフを持ち、警官に叫ぶ。
ナイフだって今更何も怖くなかった。
俺は荒ぶる君に説得する訳でもなくただ淡々と言う。
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
その言葉に応じることは無かった。 わがままだもんね。
ドンッ!といきなり俺は突き飛ばされ、地面に倒れ込む。
そうなった俺を警官は素早く取り押さえた。
俺は叫んだ。 声にならない叫びを上げた。
呼吸が出来なくなっても、力の限界が来る限り俺は叫び続けた。
アマリザ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
アマリザ
そして君は首を切った。
まるで何かの映画のワンシーンだ。
俺は白昼夢を見ているような気がした。
俺は捕まって
君がどこにも見つからなくって...
アマリザだけがどこにもいなくって...
そして時は過ぎていった。
ただ暑い、暑い日が過ぎてった。
家族も、クラスのやつらもいるのに...
何故か君だけがどこにもいない。
あの夏の日々を思い出す。
俺は今も、今でも歌ってる。
君をずっと探しているんだ。
君に言いたいことがあるんだ。
9月の終わりにくしゃみをし
6月の匂いを繰り返す。
君の笑顔は、君の無邪気さは
頭の中を飽和している。
わかゔぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
そう言って欲しかったのだろう?
なぁ?
お疲れ様です。
約1時間かかりました... ↑かかりすぎじゃね?
カンザキイオリ様の 《あの夏が飽和する。》 でした!
めっちゃいい曲なのでぜひ聞いてみてください! 小説もあります!買ってみてね!