一覧ページ

終わらぬ夜に君想ふ

第19話 - 第18話

401

2025年08月10日

#鬼滅の刃

#時透無一郎

𝐀𝐧𝐠𝐞

恋華

御館様！

御館様

、、早かったね、

恋華

、！(顔に波紋が、！)

恋華

もちろん、御館様が及びならすぐ駆けつけます。

御館様

君に話しておかないといけないことが、あってね。

御館様

私が死ぬ前に、、。

恋華

いや、！絶対に死なせません、(手をかざそうとする)

あまね

(手を優しく掴んで首を振る)

恋華

ｯ、私が、私がもっとしっかりしてたら、ｯ！

御館様

恋華。あんまり自分を責めないでくれ、

御館様

恋華のおかげで延命できているんだよ、

恋華

、、、

御館様

それで、これはとても大事なことなんだ、。

恋華

、、はい。

あまね

恋華様、こちらへ。(座布団を用意する)

恋華

ありがとうございます、あまね様。(頭を下げる)

あまね

それでは私は、(出ていく)

恋華

、、御館様、

御館様

産屋敷家に代々受け継がれている書物にね、

御館様

皇家の事が詳しく書かれている書があったんだ。

御館様

恋華、？

恋華

はい、はい。御館様。

御館様

君は、"皇の覚醒"について知っているかな、？

恋華

、、？

御館様

知らない、みたいだね、。

恋華

大変申し訳ありません、

御館様

いや、きっと皇家には残されていなかった情報なんだ

恋華

そう、なんですね。なんでだろう、

御館様

皇の覚醒は皇家の人間でも極一部の人しか使えない。

恋華

あの、御館様、皇の覚醒ってどんな能力なんですか？

御館様

、、人の傷を癒すことができるらしい。

恋華

、！

御館様

歴代、覚醒した人物はただ一人、初代皇清香

恋華

皇清香、？

御館様

長い綺麗な白髪、桃色の瞳、透き通るような白い肌

御館様

これが皇清香の容姿だ。

御館様

そして恋華、君も同じ見た目をしている。

御館様

覚醒したら瞳や髪の色が変わり、身体が輝くそうだよ

恋華

髪と瞳が、(自分の髪を触る)

御館様

だが、1つ問題がある、寿命が縮むことだ、。

恋華

！けど私、20歳までしか生きられなくて、

御館様

皇清香は14で亡くなっているそうだよ。

恋華

1...4、？

御館様

皇清香は幼い頃から人を癒し続けていたそうだよ、

御館様

自分の体がどうなろうとも人を癒し続け。

御館様

最後は一人で死んでしまった。

恋華

14歳で、一人で、、。

御館様

素晴らしい生き様だっただろうね、人を救い。

恋華

私はそうは思いません。

御館様

？

恋華

自分の命を無碍にして、周りの気持ちを分かってない

恋華

自分を生んでくれた両親の気持ちを。

御館様

、、そうだね。

恋華

私ならもっと、、いや、偉そうなこと、言えないか。

恋華

私は、、。

御館様

、、辛い事を思い出させてしまって、悪いね。

御館様

(手を伸ばす)

恋華

(手を掴んで頭に持ってく)

御館様

懐かしいね、昔、よく君の頭をこうやって撫でていた

御館様

もう、自分の力で撫でることは出来ないけれど。

恋華

っ、、御館様、、

恋華

耀哉、様、っ、

御館様

私は自分を囮にして7日間に鬼舞辻無惨と対面する。

恋華

！そんな、無茶なことを、！やめて、

恋華

やめてください、っ、

御館様

恋華、分かっているだろう、？もう死期が近い。

恋華

私が、早く覚醒すれば、！私が囮になります！

恋華

鬼舞辻の狙いは禰豆子か私、だから！

御館様

鬼舞辻はね私の事も狙っているんだ、きっと。

恋華

それは、っ、

御館様

それに君を死なせたくない君のような実力者を。

恋華

、！耀哉様は私のこと、

御館様

、、認めているよ、もうとっくの昔から。

恋華

、、！

御館様

認めているから、柱に加えたんだ。

御館様

君はよく頑張っている、そしてこれからも、

恋華

耀哉様、

御館様

そして、可能性があれば。傷だらけになった、

御館様

他の柱や隊士を救って欲しい。かけてみたいんだ。

御館様

絶対に勝てる。私はそう確信してる。

恋華

！

御館様

恋華が居るのと居ないとじゃ勝率が大幅に変わる。

御館様

だから、生きてくれ。短い生命でも、

恋華

っ、はい。分かりました。耀哉様、。

恋華

(手を取って頬に付ける)

恋華

絶対に耀哉様の意思を繋ぎ、生きます、。

恋華

そしてみんなを救います。

恋華

任せて、ください。

御館様

あぁ。頼んだよ。

恋華

だから、っ、耀哉様も、どうか、諦めないで、

恋華

自分を無駄にしないで、っ、

御館様

、、最善を尽くすよ、

恋華

、、そして天国で会えた時は、

恋華

私のこと、褒めて、くださいね。

御館様

もちろんだよ、次は私の力で恋華の頭を撫でる、

恋華

(泣きそうな顔で頷く)

~気まぐれ大正コソコソ噂話~ その６恋華は悲鳴と御館様が出会う前に出会っていた。鬼殺隊に入りたいと言い始めたのは10歳程でさすがに若すぎるため御館様が選別を受ける事すらずっと反対していた。理由としては皇家で心身を痛めつけられていたため。家の問題で昔から仲良くしていた。選別の時の超人合格者は義勇の時は錆兎炭治郎の時はカナヲ無一郎の時は無一郎恋華の時は恋華で見事、無傷に生還している

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝300