朝、日差しを浴びる
その日差しで俺は築く、
また___
"生きるという地獄が始まる"のか、と
ちぐさ
俺は、失敗せず…完璧に、正しく…やらなければならないのに、
俺は、どう頑張っても"失敗作"でしかない
お母さん
ちぐさ
家は、いつも荒れていて
お母さん
ちぐさ
お母さん
お母さんは、いつも怒ってる
俺のせいだ
俺が生まれて来たから、
俺が失敗作だから、
お母さんはいつも怒ってる
お母さん
瓶を投げられて、
お母さん
殴られて、
そんな毎日だった
あっと
俺は、ある日この人たちに拾われた
ちぐさ
あっきぃ
まぜ太
まぜ太
あっきぃ
けちゃ
この人たちは、とっても優しい
ちぐさ
けちゃ
とってもいい人たち
あっと
まぜ太
あっきぃ
あっきぃ
アクセサリーだってくれた
あっと
まぜ太
けちゃ
けちゃ
あっと
まぜ太
あっきぃ
あっと
俺が11才のとき
けちゃ
あの日は、曇っていて雨が降って、雷が怒鳴っていた日
まぜ太
俺は、親に捨てられた
お母さん
クズ、
お母さん
役たたず、
お母さん
ゴミ、
お母さん
お母さん
「お前」、名前なんて呼ばれたことなかった
お母さん
産まなきゃ良かった、
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
ちぐさ
痛いのは慣れてた
なぜなら、小さいときから受けてたから
ちぐさ
お母さん
ちぐさ
お母さん
ちぐさ
お母さん
お母さん
ちぐさ
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
ちぐさ
ちぐさ
俺は、喉を潰されてあんまり話せなかった
もちろん、病院には連れてかれなかった
だからそのまま、喉は潰れたまま
ちぐさ
ちぐさ
…….え、こっちから声聞こえるくね?
そんなわけないだろw
こんな夜にしかもこんなくっらいところに人がいるわけないってw
一応、ね?
あ〜、はいはい
コツコツコツコツコツコツコツコツ、(近
ちぐさ
____
____
____
____
____
ちぐさ
____
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
ちぐさ
____
____
____
ちぐさ
俺が捨てられた日は、____
俺の誕生日らしい
あれから、2年
ほとんど病院で寝て、手術も沢山した
俺は、産まれたときから顔に大きな傷がある
俺を見て
早く、タヒねよ
目障りなんだよ、
感情ねぇじゃん、気持ち悪
これより酷い言葉を言われたことだってあるし、
いじめだって受けてる
でも、このお兄さんたちは、いつも優しい接してくれて
心配してくれて、
俺は、別にその子達を責めてるわけじゃない
俺がそうなったのが悪い
俺がそう、産まれてきたことが悪い
ぷりっつ
けちゃ
我慢なんてしてない、
まぜ太
大丈夫、
俺には感情がない…から、
ちぐさ
このお兄ちゃんたちに、これ以上迷惑をかけたくない
ちぐさ
だけど、このお兄ちゃんたちに、恩返しがしたい
あっと
でも、何をすればいいのかな…
どうしたらいいんだろう…
俺には何が変えせるだろう…
ぷりっつ
あっきぃ
けちゃ
あっと
ちぐさ
ちょんと、会話がしたい、
迷惑をかけなかったら、
もっと、賢かったら、
感情があったら、
笑って、話せたのかな….
ちぐさ
もっと、
ちぐさ
もっと…、
ちぐさ
もっと…
ちぐさ
ガラガラッ!
看護師
ちぐさ
看護師
迷惑かけてごめんなさいッ、
ちぐさ
看護師
何も出来なくてごめん、なさい…
ちぐさ
看護師
失敗作でごめんなさい…ッ
看護師
ごめんなさいッ
看護師
ちぐさ
看護師
看護師
ガラガラ
看護師
ちぐさ
謝らなきゃ、
ちぐさ
言わなきゃ、
ちぐさ
謝らないと…
ごめんなさいってッ、!
看護師
ちぐさ
看護師
ちぐさ
看護師
看護師
ちぐさ
また、….迷惑かけちゃった
わからない、
どうすれば、….
看護師
看護師
ちぐさ
消えたい、
死にたい、
辛い、
幸せなのに、
苦しい、
ワガママ言ってごめんなさい…ッ
でも、どうしたら
整理出来ない
俺は、今どうすれば
わからない
どうしたら
なにか、
ちぐさ
この世界には、完璧、完成は存在しない
人間だって完璧じゃない
誰だって、間違いを犯す
AIだって、人間が埋め込んだことしか、答えれない
作られた、家具や道具だって進化していく
人間もそう、
ずっと、進化し続ける
人間は、どうしても自分の誤ちをすぐ認めれない人がほとんどだ
俺は、失敗作という道を選択した
選択しち間違えたかもしれない
失敗作は、いつか"廃棄"される
それが、今だ
グシャッ"…、!
みな、自殺する時は「なんで私/僕は、___」と
自分はなぜ、自分は_____とすぐに自分ばかり考えて追い詰められて
自殺のゴールにたどり着く
キャーッッ!
誰か、先生ッッ!
みんな、自分ばかり考えて、自分のことを大切にしてくれる人を忘れる
俺も、忘れてしまった
ってのは、嘘なのかもしれない
心のどこかで、申し訳ない、今まで俺のために色々やってくれたことが、
無駄になってしまったんじゃないかって、色々考えて謝っていたのかもしれない
いや、かもしれないんじゃなくて、謝りたい
心の底から、感謝と謝罪がしたい
今まで俺を大切に育ててくれてありがとうって、
感謝がしたい
俺が死んでしまったせいで
あの人たちを苦しませたかもしれない…
ううん、苦しませてしまった
謝罪がしたい
医者
あっと
俺たちが、来た時には肌が冷たく
まぜ太
俺が、….もっと…
もっと、ッ__________していれば、ッ!
ちぐは、死なずに済んだのかもしれないッ…
あっと
あっと
あっきぃ
ぷりっつ
けちゃ
俺は、一回もあの子を…ッ!
笑顔にさせることすら、出来なかった….ッ
コメント
8件
ちぐちゃんの両親からの虐待に始まり、アンプに拾えてもらえて、でもアンプの人達に迷惑かけられないからって自♡♡♡ちゃったちぐちゃん,,,,,時々あっとくんとかのセリフが途切れ途切れになってたのはちぐちゃんが考え込んで聞こえてないのかなとかこういうの読むとめっちゃ想像力広がる!ひとまず、ふつーに!!続きが楽しみになる作品だよ!めっちゃ楽しみ!色んなのと平行?しながらだろうけど頑張ってね!応援してる!!
めっっっっっっっっちゃ泣けた…(இдஇ`。)おとわさんの作品マジで全部凄すぎてなんかもう天才すぎますっ!
私の作品とジャンル少し似てる…、? めちゃくちゃ面白かったよぉ😭 天才なのか…?